中2病の経営者
僕は、”土光敏夫” とタグが立てられたコーナーで30分立ちっぱなしだ。それほどに興味を引かれた。
「すごい・・・並の小説どころじゃない・・・」
彼の経営を一言で言うと、”真正面” だ、と感じた。そしてこうも思った。
「これって、中2病だ」
正直、真正面、本音、の3拍子で彼は現実の経営に当たった。そして、”そんなものは妄想だ” と言われる難事業や経営手法をことごとく成し遂げた。経団連会長となった時に、一切の企業献金を本当に廃止してしまったのもそれだ。
「すごい。。すごすぎる」
僕は思った。
本当にリアルの現実世界でこんな中2病的なこと実現されたら、小説ができることって一体何だろう、と。
没頭してると、ピリン、とメールが入る。
”2人とも、すぐB1に来て”
久内さんだ。
僕はエスカレーターを降りて行った。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます