第2話 幼なじみきたーーわーわ!
時速1500kmで走っていた俺は、通りがかったおばあちゃんにご挨拶をした。
「おはようございます!」
しかし、よく見てみたら、内蔵がはみ出して、手足バラバラな、カラスに食い荒らされている、ただの変死体だった。
なーんだ。
何とか時間までには間に合ったが彼女はまだいない。
それから半世紀ほど経って、その姿がようやく現れた。
黒い長髪。細い括れ、ぼん、きゅ、ぼんの、体つき、彼女こそが僕の幼なじみのボディービルあやめだ!
こう見えても、彼女はうちの学校のアイドルてき存在で、俺は多くの人に疎まれている。
「ごめーん、待った?」
彼女の顔面に向けた僕のマジ右ストレートと共に僕は、清々しい顔で
「いゃ、俺も今来たところ。」
そう返す。ふっ!この紳士的な態度だ世界中の女子はメロメロだろうに。
彼女は、僕のストレートを、右手で抱え込み僕をひっくり返しながらこう言う。
「そう、それはよかった!じゃいこうか!」
はしゃぐところを見て、これほど可愛いものを見たことがなかった人生を後悔していった。
地面に体半分を埋められた僕はそう思う。
今日の目的は、彼女とのデート等というビックイベントとかじゃなくて、ただ単に彼女の麻薬買いのお手伝いだった。
彼女の、自分の口からデザートイーグルを二丁とり出して、その銃口を僕に向けながら
「さぁ、いきましょ!」
ステキな笑顔で言った。
僕は驚いて、口を開けてしまった。
銃口が僕のところに向いている。
あ、危ない!
これまでの人生で、一番の恐怖と驚きだった。
「あぁ、行くか!」
僕らは道を歩む。
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