第一歩

よし。ページをめくるぞ、、、。そんな時、

「アズー!」

一階からお母さんの声が。ってええええ?!え、まって?今超いいとこじゃなかった?空気読んでよー(絶対無理)


ー せっかく非日常が来ると思ったのに ー


まぁしょうがない。うちの(お母さん)は返事遅かったらすぐ怒るからな。とか思いながら返事を返す。

「なあにー!」

するとまた下から声がする。

「入試の結果ー!」

ハッ?!、、、。最近は驚くことばっかで嫌気がする。まぁこの攻略本はあとでにするか。

急いで階段を降りる。やっぱり家の階段は慣れているのですぐに一階へつける!ドアをあけると、そこには母と、祖母の姿が。二人はいつになく真剣な顔でパソコンの前に座っている。

そうだった。私は「栄勇学園」の入試を受けたのだった。今日はその結果の発表だ。私の入試番号は、10726。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る