第3話女王死すべし、容赦なし!!後編

赤頭巾となったアカネは、次々と民を虐げるモヒカンやスキンヘッドの王国軍

を「ひでぶーーーーーっ!!」と叫ばせて殺伐と成敗して行った。


そしてある日、怨敵の一人ダースと合間見える。

「ドーモ、ダースさん赤頭巾です。」


ダースも挨拶に対して

「ドーモ、アカズキンさん、ダースです。」

と挨拶を返して決闘が始まった!!


ダースの魔剣を、木の棒に気を込めた術で立ち向かう赤頭巾。

「セーロービョーシの奥義、心臓発破!!」

激しい剣戟の末に赤頭巾の奥義、突きと共に気を相手の心臓に流し込み爆破する

技が決まる!!


「アバーーーッ!!」

ダースは爆死した、その魔剣は赤頭巾が手に入れた。


次のターゲットは異母兄弟の王子だった。


タカイキレイ娼館を貸しきって、お楽しみ中の噂を聞き乗り込む赤頭巾。

「引っかかったな、赤頭巾お前を殺せば俺の王位は安泰!!」

娼館のホールで、高みの見物をしながら赤頭巾を襲わせる王子。

娼婦は全て殺人機械人形だった。


「王位など要らぬ、ただ平穏のみ!!」

口から機関銃を射つ娼婦の一人の背後に回り、機銃にして撃破して行く赤頭巾。

弾が切れた娼婦を盾に変わり身の術!!


王子、剣を抜き挨拶。

「ドーモ、オトウトさん王子です。」

そして襲い来る王子!!


「貴様など兄ではない!!」

ダースの魔剣で迎え撃つ赤頭巾、王子の赤い光りの魔剣と赤頭巾の黒い魔剣

が火花を散らし切り結ぶ!!


血で血を洗う決闘の行方を制したのは、赤頭巾だった。

「イヤーーーーッ!!」

斬!!魔剣が一閃し王子の首が宙を待った。


そして、いよいよ女王暗殺の時。

玉座に座る女王の目の前に、王子の生首が落ちてくる

「アーーーーーーー!!」

女王絶叫、そして更に下りてくる赤い影!!


「女王、死すべし!!」

悪逆の女王に挨拶はいらない!!王子の生首を女王へとシュート!!


女王、見事にキャッチするもそれは王子の生首を材料にした爆弾!!


「地獄へ落ちろーーーーー!!」

赤頭巾、口から炎を吐く火遁の術で、爆弾に着火、そして爆弾が爆発!!


こうして、破壊された城を背に空を飛び両親と故郷の敵を討った赤頭巾は

王位を主張することなどせずなすがままに任せて森へと帰りましたとさ。


森に帰った赤頭巾は、子作りと子育てに大忙しの人生を過したという。










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赤頭巾忍者と人狼の魔女 ムネミツ @yukinosita

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