第32話 スローライフ…散歩

会話も弾み食事を終え 

空を見上げるもも


しんちゃん、

こっち 来て~星がきれいだよ♪」


「ほんま キレイやね~♪

あっ!フレーズが浮かんできた。

俺、曲作ってるね♪」


「頑張ってね。私、散歩してくる。」


カメラと携帯を持って


「うん 気をつけて。」


その頃、颯大そうたとゆかは

夕飯を食べて いた。


「美味しくできたね♪」


「ほんま 美味くできた♪」


田辺たなべさん、

聞いていい?」


「なに?」


「この間、結婚したんだよね。

おめでとうございます。

まさか目の前でおめでとうが

言えるなんて思ってなかった♪」


「奥さん この企画について 

なんか言ってたのかなと思って。


「怪我しないように頑張ってねって

それだけやで(笑)」


「そうなんだ。。しんちゃんってどんな人?」


しんちゃんはめっちゃ優しいで~。ときどき天然だけどな(笑)」


「やっぱそうなんだ。」


夕飯を食べ終わった。


「ゆかちゃんはしん

好きなん?さっきから

しんちゃんって言ってるから。」


「実は…そうなんだ。ももは 

颯大そうた担当だから

逆だったらよかったねって

さっき、2人で話してたんだ。」


そこにしんのアコギが

聴こえてきた。


「あれ アコギ弾いてる?

聴きたい。」


「いつもアコギ持ってきて 

曲を作ってるから行ってみる?」


「うん。」


洞窟をでてとなりの

洞窟に向かった。


しん入るで~。

おじゃまします。

ゆかちゃんがアコギ聴きたいっていうから連れてきたよ♪」


「ほんまに嬉しい♪唄ったるよ♪」


「わ~嬉しい~♪あれ?ももは?」


「さっきカメラと携帯持ってて

散歩にいったよ。星がきれいやからな。」


「あっホンマや♪俺もカメラ持って散歩行ってくるわ~。


「えっしんちゃんと

二人きり?」


「ゆかちゃん、へんな事はしないから安心していいで。颯大そうた気をつけてな。」


「じゃ行ってくるわ。」


カメラを持って散歩に出かけた

颯大そうた


洞窟から少し離れたところで。


「もしもし。今どこにおるの?

そっちにいくから待ってて。」


しばらく歩くと ももが星の写真を

撮影してた。


「ももちゃん。」


「あっ 颯大そうた

星がきれいだったから

写真撮ってたんだ。」


「ほんまやね♪星がきれいやな。

でも、月明かりに照らされる 

ももちゃんの方がきれいだよ。」


「ありがとう。ゆかは?」


しんちゃんのアコギ

聴いてるよ。嬉しそうやったよ♪」


「そうか~♪いい思い出になると

いいね。」


「そうだな。座ろう。」


隣に座った。


「このロケ始まる前は ももちゃんと一言も喋れないのかな?と

思ってたけど。結構喋れるな♪」


「そうだね。昼間ね、しんちゃんが海に潜って私は魚釣りしてたんだけど しばらくして隼人はやとが隣に座って 奥さん可愛いやんってささやき声で言ってきたけどすぐにしんちゃんが海からあがってきて守ってくれたんだ。」 


「そうか~守ってくれたんや。

よかったな。」


「うん。」


しばらく無言で海を見つめてた。

そこへ 上岡かみおか


「こんばんは。散歩か。仲ええな♪」


「こんばんは。」


「あっ しょう

こんばんは。ペアの子は?」


「もう眠ってしまった。疲れたんやろね…》颯大そうたとペアの子としんは?」


「ゆかちゃんはしん

アコギ聴いてるよ。」


「そうか。ももちゃん 

疲れへん?」


「まだ大丈夫。しんちゃんも

よくしてくれてるし、

昼間、隼人はやとから守ってくれた。」


「あっ!見てたで。すぐにしんが海から上がってきたよな。」


「ありがたいな。そろそろ眠くなってきたな。戻ろう。」


「うん しょうちゃん 

お休みなさい。おつかれさま。」


しょうおやすみ!

おつかれさん。」


「お~。おつかれさま。

お休みな。」


洞窟に戻った。


しんちゃん、ゆかちゃん。

ただいま。」


「お帰りなさい。」


「お帰り♪あっ 颯大そうた

一緒だったんだ。良かったね♪

私も満足♪しんちゃん、

ありがとう♪

もうあっちにいくね。おつかれさま。おやすみなさい。」


「喜んでもらえてよかったわ。

はい。おつかれさま。おやすみなさい。」


「じゃ。俺も眠るわ。

しんちゃん、ももちゃん。

おやすみなさい。おつかれさま。」


「うん 颯大そうたありがとう。おやすみなさい。おつかれさま。」


颯大そうたとゆかが

隣の洞窟に戻って行った。

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