第31話 スローライフ…洞窟から戻る途中

ゆかと別れ 洞窟に葉っぱを置いて、しんちゃんに連絡する。


「今、洞窟に着いた。

これから戻るから。」


「うん 気をつけて戻って

くるんやで~。」


しんちゃんのところに

戻る途中。一人でいる

颯大そうたを見かけた。


颯大そうたももに気づき

周辺を確かめ傍によってきた。


「さっき、ゆかに会って 颯大そうたのこと優しいよって言ってたよ。」


「そうなん?家きまった?」


「うん 向こうにある洞窟に

きまったよ。じゃいくね。」


「気をつけてな。」

颯大そうたと別れ 

しんちゃんのところに戻った。


「ももちゃん 大丈夫やった?

心配してたよ。」


「心配かけてごめんね。 

あっ すごい!

これしんちゃんがみつけたの?」


「そうやで♪食べられるか

わからへんよ(笑)」


「向こうに海があるみたいやから

 行こう。」


「そうなんだね。行ってみよう。」


しばらく歩くと海が

見えてきた。


ウエットスーツに着替えたしんちゃん


「じゃ行ってくるから 

ここにいるんやで。」


「うん 気をつけて。」


(ジャボン)


しんちゃんが海に潜っていき ももが 餌をつけ釣りをしていると、隼人はやとが近づいてきて。隣に座った。


「こんにちは。魚釣れた?

あれしんは?」


「こんにちは。魚はまだです。

佐藤さとうさんは海に

潜っていきました。」


「お~やるな~」 

「奥さん。可愛いやん」


ささやき声で言ってきた。

そこにしんちゃんが

あがってきて


隼人はやと!!

駄目じゃん。あっちに行き!」 


「分かったわ。俺とペアの子 

見失ってしもうた!」


慌てて隼人はやとが 

探しにいった。


しんちゃんがささやき声で


「大丈夫やった?何か言われた?」


「奥さん可愛いやんって言われたけどしんちゃんがすぐに

あがってきてくれたから

大丈夫だったよ。ありがとう。」


「よかったわ…こんなに採れたで♪こんなに採れるなんて思わなかったわ。」


「大漁だね。しんちゃん 

ありがとう♪」


「じゃ~戻って 

夕飯の支度をしよな。」


「うん。」


洞窟に戻る途中…

たけしに会った。


「お~しん結城ゆうきさん 家みつけたかい?」


「うん みつかったよ。そっちは?」


「みつけたで~。」


「今から戻って夕飯作るんよ。」


「お~早いな~。俺らこれから

魚とるねん。じゃな。」


洞窟につき…


しんちゃん。

さっきは隼人はやとから

守ってくれてありがとう。

嬉しかったよ。」


颯大そうたと約束したからな。」


「ありがとう。

あっ!コーヒー飲む?

砂糖とミルク入りだけど

朝、作ってきたんだ。」


「うん 飲む。コーヒー飲めると

思わなかったわ~。ありがとう。」

   

コーヒーを飲みボーとしていると…


颯大そうた、ももちゃんのこと大事にしてくれてるんやね。

昨日、家に行ったときそう思ったんだ。」


「そうだね。あっ!

この葉っぱどう使う?」


「これは。組あわせると中が丸見えにならへんよ。ほら?」


「あっ ほんとだね。 

出るときも簡単でいいね。」


「そやろ?さて夕ご飯作ろうか~」


「何にしようか?」


外にでて、しんちゃんと

二人で夕ご飯を作り終えた。


「うまそうにできたな♪ 

いただきます。美味しいな。」


「いただきます。あっ。おいしい♪」


会話も弾みながら…


「あ~美味しかった~。

ごちそうさまでした。」


「ごちそうさまでした。」


時間もちょうど18時半。


「ギター弾いていい?リクエストある(笑)」


「ん?何でもいいよ。」


「OK!」


アコギを奏でて唄う

しんちゃん。

そこに。。颯大そうたとゆかが

歩いてきた。


「生で聴けてええね~♪」


「もも~いいな~。」


「あっ!ももちゃんって言うん?

俺も ももちゃんって呼んでいい?」


他人のふりして言ってるのを聞いて 笑いをこらえるのに必死な

しんちゃん

私も、笑いをこらえながら


「はい、いいですよ。」


「敬語やめてや~」


しんちゃんとももと

ゆか爆笑!!


「あれ、家は決まった?」


「うん 隣だよ。」


「あら~ 隣がしんと 

ももだったとは思いも 

しなかったね」


「そうだね♪」


「あれ、もう夕飯作って食べたん?」


「うん 」


「はやいね♪うちらこれからだよ」


「まっ 頑張ってや。」


「うん ありがとうな。」


隣の洞窟に入っていった。

    

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