第19話 無事…迎えに

上岡かみおかが運転する車で

みんなの所に戻った。


車を駐車場に停めた。


「奥さん、降りましょう。」


「はい。」 


車を降りた。


「無事に奥さんが見つかりました。しん、マネージャー達、スタッフの皆さんありがとうございました。」


「皆さん。。ご迷惑を おかけして大変申し訳ありませんでした。」


「俺としん颯大そうた達が来るの待ってるんで他の方はあがって下さい。本当にお疲れ様でした。」


「無事でよかったです。

お先に失礼します。おつかれさまでした。」


スタッフ達がロケバスで

帰っていった。


上岡かみおか佐藤さとうのマネージャー二人が


「俺達も残るから、

打ち合わせもあるし。」


「マネージャーさん 

私の身勝手な行動にご迷惑かけて

しまい大変申し訳ありませんでした。」


「気持ちも分かるし 

気にしないで下さい。」


「向こうに車移動しますわ。」


自販機の近くの駐車場に車を移動し上岡かみおかさんが飲み物を買ってきてくれた。


「はい、どうぞ。」


「いただきます。」


「ありがとう。いただきます」と

コーヒーを一口…


「奥さん…なんで茅ヶ崎のに?」


「FAXが流れる前は、自分では大丈夫だと思ってたんですが、

やっぱり申し訳ないなって気持ちでいっぱいになってしまって

気がついたらここにいたんです。」


「灯台の写真と夕焼けの

写真を撮って堤防に座ってたら

いつのまにか暗くなって

灯台の明かりの中、海の向こうを

見ていました。」


「そうだったんですか。」


「そのせいで皆さんにご迷惑をおかけしてしまって 本当に悪いことしたなと反省しています。」


「ちゃんと皆さんに謝ったんやから大丈夫やで。気にすることないから。」


「うん 大丈夫だよ。」


「そう言っていただけて

安心しました。」


「あっ!来たみたいやで。」


ワゴン車が近づいてきて 

車を停めて中から颯大そうた遠藤えんどうマネージャーさんが降りてきて車に乗ってきた。


颯大そうた怒らんといてな。」


颯大そうた遠藤えんどうさん ご迷惑おかけしてすみませんでした。」


「無事で何よりです。大丈夫です。気持ちわかるから。ほら?颯大そうた?」


しょうちゃん しんちゃん 遠藤えんどうマネージャー、安藤あんどうマネージャー中山なかやまマネージャーほんまありがとうございました…。」

「心配したやん。

無事でよかった……。」 


涙目になりハグしてきた。


颯大そうたごめんなさい。」


「今夜は茅ヶ崎のホテルに泊まるからな。電話したら3部屋予約が取れたから。」


「さすが遠藤えんどうマネージャー」


颯大そうたと奥さんは

俺の車でな。」


「はい 。」


2台の車がホテルに向かった。


    

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