第14話 引っ越し

地元に着いた。

颯大そうたにメールした。


明日に引っ越して一緒に

住み始めるんだと、考えてた。


午前9時に引越し屋さんがくる。

朝一番で引越し先に出発したいと希望をだしたら、

荷物は今日のうちに向こうの支店まで送ったほうがいいと 

アドバイスがあったからだ。

時間になり 運送屋さんが来て

送る荷物を全て積みおわり 

料金を精算した。


「向こうの営業所から荷物が出発するのが朝の9時になりますのでそれまでに引っ越し先に着いてて下さい。じゃ宜しくお願い致します。失礼します。」


荷物を運びだし手荷物だけになった。不動産に電話する。


「今から部屋空けますので 

鍵は持っていきます。」


不動産屋につき鍵を返却し

高速道路を目指した。

車を走らせてると

颯大そうたからメール。

車を左に寄せ駐車した。


(無事に着いて安心したわ~。

今、休憩中だよ。)


(おつかれさま。さっき引越し屋さんが荷物積みにきてくれて

今日のうちに荷物をそっちの営業所まで送って明日の朝一番の作業に間に合うようにしてくれたよ。

私も部屋を明け渡して今から予約してたホテルに向かうとこだよ。)


メール送信…


メール受信…


(そうなんや~。

どこのホテル予約したん?)


(じゅんの店の近くの

新宿のホテルだよ。)


メール送信…


メール受信…


(あ~ あそこか~俺、仕事遅くなるから会えへんな。)


(そうだね。。我慢もしなきゃ駄目だよ。車で行くからもう出発するね。) 


メール送信…


メール受信…


(気をつけてや~♪大好きやで♪)


車を走らせガソリンスタンドに

寄ってガソリンを満タンにして

高速にはいった。


前に颯大そうたが作ってくれたソロCDを流しながら走っていた。

今日は天気も穏やかで運転しやすいからよかった。

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