第5話 散歩…願い

あれから二人で寝てしまって 

目覚めたのが7時だった。

ベットから起きてシャワーを浴びて

身支度をした。


「お腹空いたなぁ。朝ご飯いこな♪」


「うん。」


朝ご飯を食べ終わり

ホテルの近くにある湖まで

散歩に出かけた。


「散歩は気持ちええな~♪」


「緑がいっぱいで癒されるね。

ねぇ~写真撮ろう♪」


「せやな~♪」


ももの腰に手をあてて

スマホのカメラで


「ハイ!チーズ!」カシャ!


「撮れたかな? 

あっバッチリやん。

もも 可愛く撮れてるで~♪」


颯大そうたもバッチリだよ。」


しばらくすると 湖が見えてきた。


「見えてきたな。」


「透き通ってて綺麗な青色だね。」


「あそこにベンチあるやろ?

あそこに二人で座って手を繋ぎ、

願い事を言ってから 

湖を見つめながら目を閉じて

キスすれば願い事が叶うと言われてるんやって。さっきホテルの人が教えてくれたよ。」


「そうなんだ~。行ってみようよ♪」


「せやな♪」


ベンチに座り、手を繋いで。


「ずっと、ももちゃんと一緒にいられますように…」


「ずっと颯大そうた一緒にいられますように。。」

「この腕の中に颯大そうた

子供が抱けますように。」


願いを言い湖を見つめながら

目を閉じキスをした。

優しくて長いキスが終わり

目を開けた…


「そうか、俺らの子供か。

きっと可愛いだろうな~♪」


「そうだね。可愛いと思うよ。」


「そろそろホテルに戻ろな。」


手を繋いでホテルに戻り

チェックアウトした。

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