第96話 にわか映画ファンなんて言わない

 話は再び1994年のアメリカ大会にモドリッチ・・・もどります


 この大会で僕のアイドルになったのはイタリアの至宝ロベルト・バッジオでした

 僕はサッカー雑誌を買いアサモア・・・あさり、バッジオのことを調べます

 今でこそネットで調べればなんでもジョー・コール・・・情報が手に入りますが、当時はやはりサッカーの専門雑誌を買うしかありませんデシャン・・・でした

 そして時を同じくしてフジテレビ系列で『セリエAダイジェスト』の放送がゲオルゲ・ハジまります・・・始まります

 アメリカ大会において僕が気になってその後追いかけた選手をざっとあげましょう


 ブラジルのサイドバック カフー

 (ローマ~ACミラン~)

 イタリアFW 小さな巨人 ジャンフランコ・ゾラ

 (パルマ~チェルシー~カリアリ~)

 イタリアの至宝 ロベルト・バッジオ

 (ACミラン~ボローニャ~インテル~ブレシア)

 アルゼンチンのFW バティスチュータ

 (フィオレンティーナ~ローマ~インテル~)

 スウェーデンFW ラーション

 (フェールノールト~セルティック~バルセロナ~マンチェスターU~)

 スウェーデンFW ポストプレイの名手 ケネト・アンデション

 (バーリ~ボローニャ~ラツィオ~)

 ルーマニアFW東欧のマラドーナ ゲオルゲ・ハジ

 (レアル・マドリード~ブレシア~バルセロナ~ガラタサライ)

 ブルガリアFW東欧の暴れん坊 フリスト・ストイチコフ

 (バルセロナ~パルマ~バルセロナ~~~柏レイソル~~)

  韓国 MF 洪 明甫(ホン・ミョンボ)

 (ベルマーレ平塚~柏レイソル~浦項スティーラース~)


 まだまだハカン・シュクルんですけどね・・・たくさんいるんですけどね(笑)

 このあたりにストイコビッチ・・・しておきましょう


 他にもドイツ、オランダ、スペイン、コロンビア、ナイジェリア、メキシコ、サウジアラビア、アイルランドにノルウェー、カメルーン、そしてサッカー後進国であるアメリカにも印象に残った選手がたくさんいました

 開催国でありながらアメリカ人のW杯への感心はゼロに等しく、ヨーロッパや南米からの移民系以外、ほとんど盛り上がっていないヨークでした・・・様子でした


 実際、開幕となるスイス戦は残念ながらスタンドはほとんどアウェイ状態でした

あのペレが優勝候補と押していたコロンビアを破る大金星を挙げるとアメリカ人のサッカーW杯に対する関心が一気に高まりました


 そう、どこの国でも最初は同じようなムトゥです・・・ものです


 いわゆるサッカー競技人口だと中国やアメリカ、インドは母数がでかいので必ず上位にきますが、1人飲みをカウンターサッカーで・・・もといカウンターに座ってしているときに隣の人と雑談としてサッカーの話ができる人口だと、日本は何位くらいになるのでしょうね


 僕が日本で”順位が上がった”と実感したのはこのアメリカ大会以降なんですよね

 内輪話だったサッカーの話題が、巷で話せるようになったのは


 たとえば、映画の話をするなら俳優や女優、エリック・カントナ・・・監督の名前を覚えた方が盛り上がるし、そこにブッホン・・・脚本や特殊コラー・・・特殊効果、ミクー・・・音楽や撮影技術、国や歴史や文化的な背景なんかも知識として持っていれば、もっともっと楽しくお酒が飲めるというビクトル・バルデス・・・ものです


 サッカーも同じ


 好きな選手や代表、そしてクラブチーム、監督やコーチ、サッカー理論や戦術論、ワールドカップの歴史、好きな攻撃スタイル、3バックか4バックか、自分なりのベストイレブンなんていうのもインゲションからアンデション・・・いいんです


 サッカーの愉しみ方は人それぞれ

 ベーロン・・・もちろんあなた自身がボールと友達になるのもよし、子供たちに夢を託すもよし、テレビの前でビール片手に応援するのもよし、それがたとえ4年に1度だったとしても、だれも”にわか”だなんて責めやスベンソン・・・しません


 だって、にわか映画ファンなんて言葉 おかしいデフォー・・・でしょう?

 それと同じだと僕は思うんですけどね


 ロシア大会があなたにトッティ・・・とって、何か一つでも記憶に残る大会であってくれたら素敵ですし、僕が思うに、2018大会は当たり年ですよ


 さぁ、まだまだサッカーの話は続きます!


 では、また次回

 虚実交えて問わず語り

 

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