第49.99話 ナウさんと読者様へお知らせ
※微メタです!
あーあ、今日も一日疲れた疲れた・・・
朝早く起きて、いつも通り仕事して、仮眠とって、昼寝して。その後は大食い、読書、楽器で趣味三昧だったなぁ・・・あれ?僕なんで疲れてんの?大して仕事してないよね?
さてさて、察した人も多いかなぁ?僕は戸田井奈羽、フレンズ飼育員してる。
って、誰に自己紹介してるのやら。
で。疲れたこの体を癒すのは?
「甘いものでしょ〜!」
お偉いさんから貰って、そのままだった箱。有名な和菓子メーカーのロゴが描かれている。今日こそ封印を解いて、その中を食すのだ!
「さーて、中身はなぁにかなぁ?」
ワクワクと胸を踊らせ、蓋を開ける。しかし、目に飛び込んできたのは少し異様な光景。
「ええ・・・栗饅頭オンリーとか聞いてないんだけど」
てっきり、和菓子詰め合わせか何かだと思っていたのだが詰められていたのはてかてかと光を反射する栗饅頭。が、パッと見で二十個ほど。
「別に好きだからいいけど・・・なんか寂しいなぁ、いただきます」
ひとつを取り出して、小分けにするビニール袋を破いて中の栗饅頭にかぶりつく。
「う〜ん、流石に名店の一品。美味しいなぁ」
ぱくぱくと栗饅頭をひとつずつ口に入れていくと、箱の底が見えてくる。そして、一枚の紙が顔を出す。
「なにこれ?よくあるパンフレットでも無さそうだけど」
真っ白な、四つに折られた味気ないそれを開くと、これまた味気ない黒いゴシック体の文字列が姿を見せる。
「どれどれ・・・うわっ、なにこれ?気色悪いよ」
内容は、日本語として成立しているし何が言いたいのかわからなくもないが何を指して説明しているのかよくわからない。
「・・・捨てとこ、いらないし」
元通り畳んで、指の間に挟み振り下ろすように投げる。スローイングナイフのようなものだ。
くるくると回転しながら弧を描いて飛んだ紙は、ゴミ箱に綺麗に入る。
「さ、気を取り直して饅頭饅頭♪」
そうは言っても、どこか引っかかる。
「変な内容だったなぁ・・・」
そう言って、文面を脳裏に思い浮かべる。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆
どうも、作者です。え?誰だよって?いやアレですよ、「トキノココンビの初めて」作者の栗饅頭です。
で、今回なんでこんな回を書いたかというとですね、第50話についての説明のためなんですね。本編で説明するのが、確実に皆さん読んでくださると思いまして。
せっかくだから、作者が淡々と説明するのもアレだし、ちょっとネタ回として・・・って感じで。はい。
さてさて、本題に移りましょう。
トキノココンビの初めて第50話は、四部構成になります。しかし、カクヨムの性質上話の順番はつきますが第50話の括りの中ではどんな順番で読んでも楽しめるように構成してあります。お好きな順番で読んでね!
と、第51話も二部構成になるのです。同じようにどちらを先に読んでも大丈夫です。そちらは、第50話を読んだ上でお楽しみください。
とまぁ、近況ノートじゃ気づかれにいけど本編でも話しにくいお知らせでした!
☆☆☆☆☆☆☆☆☆
思い出しても気持ち悪い文。全く誰に向けて書いているのかわからない。
「なーんか後味悪いなぁ・・・」
そう言って、栗饅頭最後の一つを口に放り込んだ。
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