第15.5話 蛇と猿の飲み会

 第15話の飲み会をダイジェスト形式でどうぞ


 最初


「それは興味深いな」


「じゃあ、これだ!ほらほら、飲んでみなぁ?」


「ん」グイッ

「んーフルーティ?ってやつかな?」


「どうだ?」


「さっきみたいなガツンと来る方が好みだな」


「そぅかそおか~」



 15分経過



「お前なかなか酔わないなぁ?」


「そうなのか?あ、もう一杯頼む」


「おうよ」



 1時間経過



「なんでチンパンジーはヤケ酒なんかしてんだ?」


「あー、嫌な事思い出させんなよォ」

「最近人間からも仕事頼まれるようになってよぉー、俺は物作りが苦手なフレンズの為に仕事してるってのに、アイツら自分でやろうともしない。全く、本気を出せば俺なんかのよりいいもの作れるクセして・・・」


「まぁまぁ、もう一杯」


「う~」グビグビ



 1時間30分経過



「あの・・・チンパンジーさん、大丈夫ですか?」


「どうだか・・・私の話も聞こえてるのかすら怪しい」


「あの・・・ツチノコもほどほどにしてくださいね?」


「そうだな、っても全然いつも通りなんだが」



 2時間経過



「ツチノコ・・・ついでにトキも聞いてくれよぉ・・・俺ったらダメなフレンズだな・・・人間達の期待に応えてやれない・・・満足な仕事が出来ないんだァ・・・うぅ・・・グスッ」


「さっきと言ってること真逆なんですが・・・」


「触れないでやろうか・・・」



 2時間20分経過



「うぇ・・・吐いてくる」


「あの・・・そろそろやめた方が・・・」


「飲んでないやつはすっこんでろぉ・・・ヒック」ガチャリ


「大丈夫かな?」


「どうでしょうか?」


「うえええぇぇぇぇ・・・」


「・・・駄目かな」


「・・・駄目ですね」



 2時間40分経過



「全くテメェら隙を見てはイチャイチャイチャイチャ・・・あーもう嫌んなるわ、マーゲイにでも突き出してやろうか。絶対餌食にされるわ、たぁのしみぃー」


「「・・・」」


「・・・冗談だよ、そんな真剣な顔されたらこっちが困るぅええぇぇぇっ」エレエレエレ


「あああ、大丈夫かぁ!?」



 3時間経過



「すー・・・すー・・・」


「寝ちゃいましたね」


「・・・大丈夫かな?」



 3時間20分経過



「むにゃ・・・おはよう」


「起きたか」


「おはようございます」


「あー、頭がんがんする・・・アレ?トキ、髪とか真っ黒だぞぉ!?ツチノコもなんか白っぽいし」


「・・・そんなことないですよね」


「ああ、真っ白だよ、本格的にこいつやばいか・・・?」



 3時間30分経過



「ツチノコ・・・お前強えなぁ・・・」


「そうか?」


 そして15話後半へ・・・

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