第7.5話 初めてのボツ

第7話ボツシーン


「揉ませた」のくだりからif(?)


「羽の付け根です!」

「ツチノコの羽マッサージ、とっても上手なんですよ?気持ちよかったです」


「なんか卑猥なのである」「なのです」


「もう教授達、耳どうかしてるんじゃ・・・」


呆れた顔でトキがため息をつく。

しかし、その話題を引っ張るかと思われた教授が意外なことを言い出す。


「しかし、羽マッサージですか・・・」


「我々も最近少し疲れてるので、ちょいとやってもらいたいのである」


「そうなんですか?じゃあ、本人に・・・」


ツチノコはあっさりOKした。まぁ普通に断る理由もない。


「ふぁぁあ!?気持ちいいのです!なんですかこれは!?」


「・・・そんなにか?」モミモミ


「早く!早く変わるのである教授!」


「まぁまぁ順番に・・・」



~マッサージタイム終了~



「ふぅ・・・気持ちよかったのです」


「満足である・・・」


「で。本題に入るのです」


そうだった。トキが相談に来たのだった。内容は他でもない、仕事についてだ。


「あの~お金が欲しくてお仕事を・・・」


「そうですね、マッサージ屋です」


「マッサージ屋以外ありえないのである」


「え、ええ?」


トキは首を傾げる。なんのこっちゃ。


「ツチノコがマッサージ師、お前が受付をすれば鳥類のフレンズに人気間違い無しです」


「ツチノコの苦手そうな接客を補ってやるのである、我々も応援してやるである」


「確定!?」

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