8インチと10インチタブ、AndroidとWIN11タブの使用感の違い、スマホの最適な大きさの話

以前、外出用執筆環境を整える一環としてタブレットを複数購入していたのだけど、それぞれ明確に使用感が違うなと感じたんですよ。


まず、うちにあるのは、

10インチWINタブのサーフェスGO3。

8インチ泥タブの、Amazonで適当に買った謎メーカーやつ。


これらを買う前は8インチと10インチにそこまで違いってあるのか?と思っていたけど、実際に買って使ってみたらもうまったく使用感が違っていて、旅行とかで中長期の遠出をする時は結局スマホに8インチタブに10インチタブの3つ全て持っていくことになっていたりするんです。

用途としては、8インチの方は移動中とかにサッと出して本を読んだり映画見たり、地図とか確認したり。10インチは部屋の中とか落ち着ける場所に長い時間いる時に使ったり作業したりする用。

(日帰りとかなら8インチか10インチのどちらかだけもっていく感じ)


で、そうなると、『いや、スマホも含めて3台も持っていく必要ってあるのか? スマホ一台でも、スマホ+タブ1つでもいいじゃん?』という疑問が出てくると思う。

3台もなくても、どれかで代用出来るでしょ?みたいな。

……まぁ、出来るか出来ないかで言うと出来るんだけど、使っていくと微妙にそれぞれ足りない部分が見えてくるんですよね。


具体的な話として、まずサイズ感的な話からすると。


①スマホでは本を読んだり映画を見るには小さすぎる。

②8インチタブではキーボードを使っての文章作成には小さすぎる。

③10インチタブは移動中に取り出して使うには大きすぎる。


まぁ大体こんな感じですかね。

スマホでは本を読むにも漫画を読むにも小さすぎて字を読みにくいし目が疲れる。映画とかを見るにしても細部が分かりにくい。これは今使っているスマホが5.8インチだからなので、最近の大型スマホなら話は違ってくるかも。

8インチタブが小さくて執筆には不向きという話は以前にもしたけど、その意見は今も変わってなくて。個人的には10インチというサイズがPCとして(文章作成とかに)使う最低限の大きさだと思ってる。それ以下だとちょっと小さくて使いにくい。

ただ、10インチタブは手に持つとずっしり重く感じるし、8インチだと片手でもホールド出来るけど10インチだと両手でも握りにくくて安定感がなくて、ちょっとしたことで落としそうな怖さがある。家の中とかならいいけど、やっぱり外でパッと取り出して使う大きさじゃないかなと。

あと8インチタブだと縦に両手で持ってみると仮想キーボードでの文字入力が意外とやりやすいんですよね。これが10インチでは出来ないから不便なんです。

(まぁ「フリック使えや」っていう話はちょっと横に置いといてもろてね……)


こういうサイズの話ってiPadとiPad miniの関係でも共通だと思ってて。

やっぱり10インチのiPadと8インチのiPad miniにも使い方に明らかな違いがあると思うんですよね。

実際に8インチと10インチを使ってみるとAppleがどうしてこの2種類のタブレットを出しているのかがよく分かる感じ。明らかに用途が違っていて、それぞれに意味があるから。


次にOS面からの話。


1⃣AndroidよりWindows11は起動が遅い。

2⃣文章作成ソフトは圧倒的にWindows。

3⃣やれることの幅もWindows。

4⃣シンプルな作業ならどちらもあまり変わらない。

5⃣WindowsというOSはタブレット使用向けじゃない。


やっぱりスマホを前提に作られてるAndroidOSの立ち上がりの早さは当然ながら圧倒的なわけで、そこはPC用OSのWindowsでは若干のもたつきがあるんですよね。

あと、Windowsなら文章作成ソフトをメインPCと同じモノを選択出来るってのは大きいというか、そもそも全てのソフトをメインと同じに出来るからほぼ同じ環境で作業出来るのも大きいわけです。

OSがメインPCとタブレットで同じであるメリットは、これはApple系にもGoogle系にもないメリットですよね。Apple製品は使ってないので分からないけど。GoogleのAndroidとChromeOSは基本的には互換性があるけど、微妙に合ってなくてアプリがバグったりして使いにくいし。

でも、シンプルなブラウジングとかメール作業とかぐらいなら、ぶっちゃけどちらでも変わりはない気がする。ただ、Androidでメールを見る時、届いたテキストファイルが直接開けず面倒だったことがあるので、Windowsの方がやりやすいのかもしれない。

そしてWindowsはやっぱりマウスキーボード前提のUIなので、色々と扱いにくいんですよね。

Androidなら手元にある『戻る』ボタンがないし。3本指スワイプで戻る進むのコントロールが出来るけど、条件によっては出来ないタイミングがあったりして地味にストレス。

だからWindowsタブを普通のタブレットとして使うのはちょっと不便、というのが今の印象。


なので、現時点では『スマホ+10インチWinタブ+8インチAndroidタブ』という組み合わせで出掛けている。

ただこれは今使っているスマホのサイズが5.8インチだから小さすぎた可能性もあって、以前使ってた6.2インチのスマホの時はそこまでスマホの小ささに問題を感じてなかった気がするんですよね~。

漫画とかが読みにくく感じるようになったのも今のスマホに変えてからな気もするし。

今のスマホだと日本の横スクロール漫画が読みにくすぎるから横にして無理に縦スクロールにして読んでるんですよね。

調べた感じ、iPhoneもPixelもXperiaも他もスタンダードモデルの画面の基本サイズが6.1インチで、上位モデルがそこより上の6.5~6.8。で、それより小さい画面のモデルって『小型モデル』という扱いとでも言うか……要するに最初から利便性とか使い勝手を多少損なってもスマホは小さい方が良いと考える人向けのモデル的な扱いになっている印象があると。

なので、自分の考えとしては『スマホの画面は6.1インチ~が適性』なんだろうと、そう思うわけですよ。

だって各社が揃って6.1インチを基準にしているわけで、やっぱりその大きさには人間が使いやすいと感じるラインと使いにくいと感じるラインを分ける何らかの基準点があるんだと思うんですよね。6.1は使いやすいけど6.0では使いにくいみたいな。

でないと各社が揃うはずがないし。


まぁそんな感じで現時点での自分の結論としては、


1、スマホを買うなら6.1インチ以上

2、タブをPCとして使うなら10インチ以上

3、10インチは屋外で手に持って使いにくい

4、8インチはどこでも比較的使いやすい

5、大型(6.1~)スマホがあれば8インチタブはいらないかも?

6、文章書くならWindows

7、10インチタブの純正キーワードは小さすぎて使えない


そんな感じで、こうやって書いてみると6.1~インチぐらいのスマホがあれば~8インチぐらいのタブレットは別になくてもいいんじゃないの?っていう結論になりつつあるんですよね。

そう考えていくと、安いからって適当に小さい廉価モデルのスマホを買うんじゃなかったってちょっと後悔してきてるんですよねぇ……。

デカいスマホにしときゃ良かったよ、本当に。

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