第8話精神科の受診
そして受診の日
病院で待ち合わせて
名前を呼ばれるのを待った
診察室はせまく家族席は
患者の真うしろ
まず患者の話を聞いてから
家族の話も聞くのかと思ったら
投薬を試してみましょうで
話が終わってしまいそうだったので
しゃべってもいいですかと声をかけ
妄想は倒れてからだけど
以前からコミュニケーションが
取りづらかったし
人の言葉尻をとらえて
怒りだすことがよくある
というような話しをした
もって生まれたものが原因なら
薬では良くならないかもしれない
とりあえずは投薬を試しましょう
ということで診察は終了
次回も必ずご家族ご一緒と
言われたが離婚予定で無理と返事
さっき診察中に大声を出したが
いつものことだしクタクタで
うっかりスルーしたが
もしかしたら家族は
そういうのをとめる役割?
だとしたら気づかずごめんなさい
薬は興奮を抑えるというもので
てんかんの薬と同じような
作用なのかな?
薬で治るなら苦労しないよね
てかもってうまれたものでしょう
思い返せば倒れた後に
病院のスタッフから
こういう言動が出てきましたけど
これは倒れてからのものですか?
とよく確認されたが
そのほとんどが倒れる以前から
あるものだった
それって、、、
治らないよね
本とか読むと発達障害に近いし
救いはどこにもない
治るにしてもつき合うのは
もうたくさん
私は娘ときちんと先に進みたい
自分の人生を歩みたい
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