‐続・冒険者の場合‐

俺の名前はカイル、この王都に来たばかりの冒険者だ


男の紹介で訪れた賃貸屋なるものから住居を借りてダンジョンに通う生活を初めてもうすぐ30日、この王都は王からなにから異世界からの転生者や迷い込んだ物、獣人族やエルフ、ドワーフやら驚くことに魔族までいる。

他の農村や街、王都では迫害を受けたりそもそも同じ環境で生活をしているなど信じられないのだが。

実際にこないだギルドにて初めてダンジョンにはいるさいパーティーを組まないとダンジョンに挑戦することも許されておらず、ギルドの受付で魔族の冒険者を紹介された。


「そして…いまだに信じられないのがこの住居だな…」


賃貸屋の店員、獣人族のヒナタと言ったか、に連れられてこのマンション? という多くの物が住む建物に連れられて来たのはいいが外見が見上げなければいけないほどの5階建ての建物、城壁か何かにも見えなくもない所に案内された、1階ごとに5人の契約者がおり私住まいの左どなりには獣人族、右隣りには偶然かダンジョンでパーティーを組んだ魔族が住んでいる、このマンションの1階には商店があり食材を購入するのもとても便利だ5階が空いている場所ととの事で案内をされ渡された鍵で室内にはいると


広い…私の常識での宿の部屋の何倍あるのか、鉄製のベットには布団が置いてあり床は木製、そして店舗で説明された通り風呂とトイレがある…水洗式?自動?魔道具式?どんな技術をつかっているのか、この王都ではすでに常識らしく備わっていない家屋などはないそうだ


「本当にここが金貨3枚なんだな…」


室内は魔道具により温度調整もでき、調理場には魔道具で火加減調整のできる物や冷気に長期保存ができる箱がありどう考えても金貨3枚では暮らすことができない場所だ…窓などもすべて硝子張りで出入口の逆には踊り場、ベランダというらしい服を干す場所であり

そしてなにより5階から観る王都の景色が気にいった。


「なんだーい…カイルでかけるのか?」


玄関を出たところで獣人族の男、ガイと会った丁度1階の商会で酒と食料を購入してきた所みたいだ…


「ああ…もうすぐ30日でな…契約更新に行くところだ」


「もうそんなにたったか…いや、丁度な周りさそって鍋を餌に酒を飲もうと思っていてな更新が終わったらすぐに戻ってくるのか?」


「ああ、そのつもりだ!…そうだな…私の方でもなにか中央通りで買ってこよう」


「まじ? 助かるは!! あの魔族見た目にはんして食うからな頼むわ!!」


ガイと幾つか会話をし別れた…たしか中央通りに飲み屋があったな…あそこのピザでも買って持っていくかあいつも酒を買ってはいたが飲みの途中で追加の買い出しも面倒だ酒も買おう。



「さて・・・契約更新に向かうとするか」


私は賃貸やISEKAI CHINTAIへ足を運ぶ

あそこの店長も異世界人であるが故の技術なのか、それにしても少し異常ではあるが・・・

一度は店長とも直接挨拶をしたいものだな・・・

そして私は店の前に来たのだが・・・


「ン~イラッシャイマセ~」


「イイクスリデス」


「てんちょ~やっぱりこの石像変えましょうよ~」


やはりなんか異常だ・・・・






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