第4話

 客間に戻った私は壁に寄りかかり書物を読む思い人を見つける。少しだけ、帰っていたらどうしようという不安があったが全然そんなことなくて安堵の笑みがこぼれた。私の姿を目に入れた思い人は、書物を読むのを止め再び抱きしめた。そして、羽織を脱がしにかかった。私は思い人にされるがまま鳴いて夜を明かした。

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今宵の花園は ネイビ @aoi5290

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