結界舞闘列伝アイドルが2羽っ! 壱原優一様

 最近糖分制限のためもあって炭酸水を買ってるんですが、




 意識高い系かよみたいなこと思われてないか怖い……。


















 結界舞闘列伝アイドルが2羽っ! 壱原優一様


 https://kakuyomu.jp/works/1177354054884695757


 炭酸水飲んでても、引いたくじは甘口でした。
















 歌に踊りに煌びやかな衣装。


 アイドル。男女ともに憧れを抱く華やかな魅せる世界。


 しかし現代においては、異能力を用いて闘いを魅せることがアイドルとしての本分となっていた。


 アイドルを目指す少女、紗弓は非能力者の烙印をおされていた。


 けれど、彼女はアイドルになることを諦めてはいなかった。


 アイドルが好きで、アイドルを全力で楽しむ彼女たちの、アイドルバトルが幕を開ける。















 アイドルに馴染みのある人生を送ってこなかったなーということを思いました。


 世代的にモーニング娘とかは流石に知ってましたけれど、AKBどころか乃木坂とかメンバーの名前3人言えるかどうかぐらいです。


 創作物でも、あまり知らないですね。


 あっ、きらりん☆レボリューションのバラライカを替え歌(ヤラないか)で歌えるくらいです。


 で、これを歌うと妹にマジギレされます(恐)。とんだきらりん♂レボリューションですいません。


 思い出しました。昔アニメでやってた、『満月をさがして』もアイドルものでしたね。最終回は泣きました。RAVE→満月をさがして→東京ミュウミュウ→デビルチルドレンの流れは神だった。土曜朝のスーパーアニメタイムはとても良かったです。というか満月ちゃんって小学生でしたね。相手のタクトって大学生くらいじゃなかったっけ……少女漫画もすげえな。


 って話が逸れましたので戻します。


 アイドルものといっても、メインはライブバトルで文字通りバトルします。歌や踊りではなく、このライブバトルが見せ場ではありますね。


 それで文章を見たとき、まずあまり書き込まれないタイプはまず判断に困ります。


 ただ単に書けないのか、それとも物語に合わせてあえて書きすぎていないのか。


 読み進めていくうちに、おそらくは物語に合わせてあえて詳細すぎる描写は避けて、明るくテンポよく物語を進めているんだという印象を受けました。そう考えられるということは、お上手なんだと思います。


 そして他にもいいと思ったところは、主人公の紗弓ちゃんのキャラですね。


 アイドルものに馴染みはなくて、アイドルもので一番主役となるキャラの類型はほぼ決まっているように思います。


 普通の女の子(嘘つけ可愛すぎるだろ)であり、とてもアイドルが好きでがんばりやさん。


 アイドルは自分が輝かしさを放つだけではまだ足りず、周囲の支えもそうですが、ファンに応援されるようなキャラであってほしいと思います。誰にも応援されないアイドルものというのも、逆に見て見たい気もしますけれど。


 でも基本的には王道がいいのです。普通の女の子がアイドルを一生懸命がんばる。好きだから、かつて憧れたから。


 なんというか、アイドルものってある意味スポ根もののような筋があるように思います。


 修行して、悩んで、がんばって、最後は真っ直ぐ立ち向かっていく。


 そんな王道かつ爽やかな展開は素敵だと思うので、アイドルというチャラチャラしたイメージで敬遠してしまうのは、なんだかもったいないのかもなあって思いました。


 うん、バトルが中心とはいえ、王道の展開っぽくて私はけっこう好きでした。

















 この物語であれば、おそらくもうちょっと心を揺さぶることができる幅があるように感じました。


 もうちょっと上を目指せると思います。


 今のところこの物語では、あまり悪感情を抱くキャラというのはいないように感じました。1部目で焦点となってくる根野にぬ奈(いいづらいわっ!)ですら、態度の割にあまり鼻につかないのです。優しい世界。


 私も苦手なのですが、にぬ奈(いいづら)がもう少し頑なで、誰かと仲違いをしてしまうレベルまで、もうほんのちょっと嫌な奴であっても良いように感じます。


 彼女は彼女の事情があり、信念があることは充分にわかりますけれど、もうほんのちょっと負のイメージを付与出来れば、物語が盛り上がるように思います。


 物語が進んでいく中で、主人公の紗弓は成長しました。技術的なことだけでなく、精神的な面で特に。


 ただ単に楽しくアイドルが出来ていればよかったという甘んじた考えから、勝ちたいという想いが芽生えました。


 その変化は読者としてもとても嬉しいことです。展開を通じた変化って、物語の醍醐味ですから。


 だからこそ、にぬ奈(いい)の変化も大きければ大きいほどもっと感動ができそうです。


 今まで負けたことがない人が初めて負けた時、完敗に心地よさを覚えるかもしれません。


 けれど、きっと始めて知る敗北の味は、きっと感情を溢れさせるほどに苦い味となるように思います。


 全力を尽くして、そして全力で制されたにぬ奈(!)の悔しさの表現は、ちょっと見たかったかもしれないです。


 個人的には、もっともっと心を揺さぶられたかもしれないな、と思いました。


















 さて、またまた余談。


 もうこういった本編と関係ない語りも特徴ということで許してくんさい。あっ間違えた。


 許してヒヤシンス。


『満月をさがして』を思い出して、久々に今でも歌えるOP曲を動画で見てたら、アニメ版最終回もあって、見たら思わず号泣しました。


 それと、アイドルものでもう一つだけハマったものは、『アイドルマスターシンデレラガールズ』でした。


 もともとのアイマスのアニメも見て泣いたのですが(こいついつも泣いてばっかだな)、シンデレラガールズも泣けます。


 主人公の島村卯月は、笑顔が取り柄の普通の女の子です(可愛さは普通じゃない)。


 たくさんのアイドルの仲間たちは、迷いながらも自分のやりたいことや得意なことを見つけていく中で、卯月は自分自身を見失いかけていました。


 私にはなにもない。


 笑顔なんて、誰にだってできる。


 ステージに立つことが怖くなり、アイドルであることも辞めそうになって自分を見つめ直していくんです。


 アイドルのステージを見て、憧れたことを思い出して。


 見に行ったステージには、実は今の仲間たちも見にきていたことを知って、同じ憧れを抱いていたことがわかって。


 そこで際立つのは、やはり夢を潰えさせるような現実の存在です。敵というわけではないですが、卯月たちのやり方を否定する上司の存在があるからこそ、そこには感情の揺さぶりがあります。もうダメなんじゃないかと思うくらいに追い詰められる。


 そして運命のライブの日です。


 悩み苦しんだ末に、それでもライブステージにやってきます。


 憧れたあのステージを見て、アイドルが好きだった自分を思い出して。大好きな仲間たちに支えられていることを実感して。


 笑顔の作り方も忘れてしまって、自分に何があるかわからないながらも、それでも何かあるって信じたくて。


 華やかな衣装ではなくて、卯月はの象徴として、制服姿でステージに立ちます。


 彼女を象徴する持ち歌、『S(mile)ING』を最高の笑顔で歌います。


























 号泣に決まってる←今も泣いてる。
















 現実ではまあありえないとしても、普通の女の子が(もちろん男でも)がんばる姿は、それだけで応援したくなるものですね。


 ありがとうございました。














 7798000



















 花粉症は収まったのに涙と鼻水が。おかしい。












 風に恋して。 寺桜 井月様


 もう名前からすでにロマンティック。


 現代ファンタジーで話数が多いことが、はてさてどうなるやら。


 読み進めます。




















 ちゃんみおかウサミンがシンデレラガール獲ったら泣く。

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