あなたの作品を紹介させてくださいH（はいぱぁ〜）

信念 ーー成宮警部補の事件録ーー 佐倉伸哉様

　天気は悪いけれど、そこそこ暖かいですね。

　ああ〜外でカクヨムするのいいですね←おまわりさーん。

　しかし、お一人様を舐めてはいけません。きちんとそこそこ人通りの少ないマイスポットを見つけているのです。

　大学生時代に授業をサボるために見つからない場所を求め歩いた経験が役立ってますね←親不孝者め。

　……すいません出来心なんです。許してくださいなn

　信念 ーー成宮警部補の事件録ーー 佐倉伸哉様

　https://kakuyomu.jp/works/1177354054883982958

　外にいようがくじは普通です。

　とある理由から、刑事捜査八課に所属している壮年の警視である五十嵐。その部下であり職務上のパートナーである冷静沈着なクールビューティ成宮。

　二人は、とある飛び降り事件に遭遇する。

　ただの自殺ではないかという意識で現場が流れる中、五十嵐は事件そのものに疑問を抱く。

　なんせ自殺をしたのは、ほんの10歳の子供であったのだから。

　刑事ドラマものですね。踊る大捜査線しか見たことはないのですが、事件の真相に迫っていく緊迫感、社会に生きるが故に身動きが取りづらくなる緊縛感（ん？）、楽しみが詰まっていますね。

　もうテーマを言わないと何も語れないのですが、大きなテーマとしては『いじめ』に関する問題が提起されています。

　もちろんそれだけでなく、教育現場におけるモンスターペアレントの問題、警察組織という現場の動きづらさ、日和見体制に入ってしまうといった、学校体制の問題。などなど現代に蔓延る問題がどんどん出てきます。

　ただやはり一番のテーマはブレずに、きちんとやりたいことを物語上で反映させていることは、私は良いなあと思いました。作者様なりの、こういった問題に対する一意見の提示なのでしょうから。

　もちろんそういった展開が受け入れられるには、五十嵐と成宮のキャラクター性が優れていないと成し得ません。現実ではほぼありえないとしても、正義感と行動力に溢れて頭もキレる。こんな刑事さんにいて欲しい。

　そういったフィクションだからこその楽しさを存分に感じることができました。

　たまに三人称神視点っぽいが故の不自然な描写がありますが、もういちいち槍玉にあげてたら進まないので割愛します。

　いじめ……いじめかあ。

　幸いなことに関わったことも、被害にあったことも特に大きな記憶はないのですが、やはり体育会系の部活動では行われていたという話を聞きました。

　友達から、◯◯くんが部室で服を脱がされて写真撮られてたんだって。そう聴かされた時は呼吸が止まりましたね。普段は普通にしている裏では……。

　それにしても、いじめの被害にあうと、結果的には被害者側が社会から排除される構造がおかしいように感じます。

　逆だと思うんですよね。加害者側を分散させるべきでしょう。個人対個人ではなく、集団だからこそいじめの構造は根深くなるように思います。

　というか、本当にいじめを無くそうというのであれば、学校という集団生活のシステムをやめるべきでしょうね。個人対個人のやりとりまで社会が狭くなれば、ただの力関係のみの話になります。集団による陰湿ないじめはなくなるでしょう。個別指導する教師役が問題ある人物ならもうどうしようもないでしょうけど。

　それに、どうやら他人の不幸を喜ぶ感情。いわゆるシャーデンフロイデは人間の誰しもに備わっているらしいんですよね。他人の不幸で飯が美味いは、残念ながら人間性の一種のようです。

　これは語り出したらまた本編から外れて長くなりそうなんでこのへんにしましょう。最近脇道それてばっかりだよもう本当にこの子は←おかんか。

　なにより良かったのは、いじめ問題に対してなんらかの行動を起こして、一種の理想を描き切ったところだと思います。

　私とは思想が違うので、解決に至るかだどうかには疑問が残りますが、それはもうフィクションだからいいのです。

　こうした問題をめんどくさがることなく、一人一人真摯な意見を持っていることは、少なくとも必要なことだとは思いますから。

　でも一話だけで89000字はさすがにないわ！

　7627000

　風はそよそよ程度ですが、ちょっとだけ寒くなってきましたね。

　もうちょい粘ってやる（強がり）

　土木工事見積譚 現場は異世界です。 イワトオ様

　こういうの気になる。

　次回予告

　海浜公園でずーーーっと工事が続いているのだけど、どうやら国体に向けて競技施設を作っているようである。

　周り海と工場ばっかりで誰が特すんねん！（暴言）