女子だって、エースで全国目指したいっ! セイム様
夕飯に、なんとなくジャンクなガッツ麺を注文する。
うどんの如き太麺に濃いめのタレが溜まり、ネギ、細切れチャーシューがトッピングされている。ツナマヨ? 肉味噌? などの具もまぜまぜすれば、ジャンクなまぜそばの出来上がり。
たまにはこういうの食べたくなり、食券のボタンをポチ。
販売機の正面には、煽るような張り紙が。
「麺大盛り無料。男なら大盛り!」
いやいや、無理はよくないのですよ。
食券を出すと、ギャルチックだけど美人な店員さんが笑顔で聞いてきました。
「大盛りにしますか?」
「大盛りで」
うぇぇぇっ。
女子だって、エースで全国目指したいっ! セイム様
https://kakuyomu.jp/works/1177354054884557289
人間無理はいけない。だめだぞー。
そしてくじは普通です。
万が一、もしも天文学的確率で次回があるのだとしたら、感想くじはやめたい(弱音)。
中学生に上がったばかりの高瀬舞祈は、強豪の野球部に入部した。
姉の結祈がストレートを武器とするエースピッチャーとして君臨するなか、舞祈は変化球と制球力を武器とするサイドスロー投手である。
舞祈は自らを天才と称し、実力の下に自チームだけでなく他チームのプレイヤーをもなぎ倒していく。
実力がある故にプライドが高く生意気な性格から、周囲との軋轢も多々巻き起こる。
けれども、野球に対する情熱は、誰にも負けるつもりはない。
うーーーーーーーーーーーーん。
非常にコメントに困ります(悩)。
野球ものを小説でやるということ自体、私はすげえなって思うわけですよ。
パッと思い浮かぶのはあさのあつこ先生のバッテリーですかね。読んだとしても多分一巻くらいしか読んでなくて、借りて読んだ気がするのでどんな描写だったか覚えてない……。
小説ではないけどギャルゲーのリトルバスターズでも野球ばっかやってた。そして打者とピッチャーのやりとりのみは奈須きのこ先生のDDDでありましたね。あの話は特に面白かった。一球一球に心理描写を入れても許せてしまうほどに没頭させる引き込みの力がありました。
漫画ならミスターフルスイングは読んでましたが、やっぱり一番好きなのはH2ですね。ライバルに投げるラスト一球がかっこよすぎる。
ってそろそろ内容の話をしなければ←おそっ
女子野球部が単独としてあるわけでなく、男子との混合が当たり前の世界観っぽいです。
舞祈はピッチャーとしてセンスがあり、一年にして先輩との試合で勝利したり、強豪校にも投げ勝ったりと、目まぐるしい活躍を見せます。天才が活躍するタイプの物語と言えるかもしれません。
野球の様子を描写すること自体が難しいのに、わかりやすく描けることは尊敬に値します。バトルシーンもやはり一瞬一瞬の行動選択によるものなので、細かく考えない私にはとても難しく感じます。
純粋に尊敬します。
さて、うーんとわざとらしく悩んだ件なのですが、文章力とか構成力以前に気になってしまうことがあるのです。その二つがいいか悪いかの判断をすることはできませんでしたが、一つだけどうしても厳しいことがあります。
舞祈の性格が難ありすぎなのです。
まだ中学から上がりたて。それで実力主義でプライドが高いためか、チーム全体のことを考えるというよりは、実力を振りかざして単独で戦っているかのような印象が強いです。
先輩だろうが、気に入らない同級生だろうが素直に罵倒します。はっきりと物申します。
あえて嫌なキャラに描いているからこそ、いじめの対象となっています。嫌なキャラだってわかっているのでしょうからそういった事態が起きているのだと思います。意図的なキャラなはずです。
そういった孤高のキャラって、どこか憎めないところや弱点を描いたりするものですが、特に彼女に対して悪感情を抱く3話から現在の最終話まで、彼女に対するイメージは変わりませんでした。鼻持ちならないままです。
物語の主人公を嫌なキャラに描く理由って、あえて酷い目に合わせることで悪役が倒れる様を、痛快に眺めるタイプの物語。もしくは嫌なキャラが経験や交流を通じてなんらかの変化にさらされる目的であるケースが主に思いつきます。
まだ他には、ただ単にこのキャラはこれでいいという、一個人の性格を貫き続けるという手段もあります。
今のところ、どのパターンもありえそうなんですよね。だからこそ、彼女に対するイメージは一新しないのです。
書き手としては本来あるパターンを壊していくという狙いがあるのかもしれません。
けど読んでいる方としては、どうしても主人公を好意的に見れないと、読み続けることが厳しくなります。
初めはわかりやすくライバル視して罵倒していた姉に対して多少素直になっても、わかってくれる男子に対して淡い恋愛的な描写が見られても、まだ悪感情を払拭するには足りないのです。
一番うおいってツッコミたくなったのは、「全国優勝する」と本気で豪語しているにも関わらず、筋トレして姉みたいに筋肉つくのは嫌だと言うのです。中1女子だからわかるけど、本気で目指してんだろ? って思ってしまいます。
69000字ほどでもなかなか印象が変わらないくらいなので、何らかの変化があった方が継続して読む方も増えていくのかもしれないと思いました。
女子も含めた野球という、滅多に見ない題材を描かれているので、一読の価値はあるようにも思いました。
4503000
いい話コンの物語を考えていたら、事実を含んだだけのほぼフィクションになりそうじゃねえか!←実力不足。
こういうのをカテゴリーエラーって言うのかもしれないです。
まあそれでも書きましょう。
けどその前に次回くじだあああ。
弓張月〜為朝英雄異伝・大蛇〜 野林緑里様
ほぼフィクションの源平合戦? oh……トッテモ、ディープソウデース(外人風)。
そして例によって長編。
読み進めます。
次回予告
タッチタッチここにタッチ♪(ふにょん)
ファーーーーーーーーーーーーン ピーポーピーポー
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