冒険者
「みんな付いてこいっ!」
着いて行く者が殆どだろう。まぁ俺は行かないけどねー。
「すまないが俺はついていけない。」
「(玲二)5人で大丈夫なのかい?やっぱり僕達と行かないかい?」
「いや。俺はあまり人数が多いのは好きではないんだ。すまん。」
「(雪菜)大人数が嫌なんだからしょうがないじゃんっ!早く行こっ。玲二!」
雪菜には少数はお気に召さないみたいだ。
「(玲二)なにかあったら呼んでくれよ。友達だろっ。なっ、皆?」
「はいっ。」「おうよっ!」「そうですね。」「まぁ人数が多いとめんどくさい時もあるからしょうがないかっ。」
皆優しいな。ってか雪菜ツンデレかよ。
「(アルナ)みんな行っちゃいましたね。」
「あぁ。それじゃあ俺達も行くかっ!」
「「「「はいっ。」」」」
~王都メイデン~
「へーここがメイデンか。地球にあるフランスの街みたいだ。」
「(ラース)この世界には冒険者ギルドというものがあるわ。そこに入学するとモンスターや魔を倒すとお金がもらえるようです。」
「じゃあそこに行くかっ!」
冒険者ギルド
「おい姉ちゃん達。そんなヒョロ男じゃなくて俺と遊ばねぇ?」
「無視しておけよ。さっきちらっと見たけど実力試験があるからそこで力を見せつければいい。」
そう説明するとみんなは黙って頷いた。
無言で受付嬢のところまで行った。
「入団を希望したい。」
「はいっ。分かりました。実力試験がありますので裏の闘技場に向かいましょう。」
さぁあいつに力を見せつける時が来た。
「ちょっと受付の嬢ちゃん。そいつの相手は俺にさせてくれねぇか?」
ニヤリとキモイ顔で笑いながらいう。
「えっ!クラネさんはBらんくじゃないですか!実力試験になりませんよっ。」
そうか。こいつはかなり腕が立つらしい。
「構いませんよ。」
~闘技場~
「本当に大丈夫ですか?彼はBランクですがもうAランクに上がります。しかもあなたは負けたら試験に合格しても最低ランクのEランクからFランクに落とされてしまいます。普通は手加減して引き分け以上はEランク昇進スタートなんですよっ!」
「大丈夫ですよ。お姉さんっ。」
「ケガだけはしないでくださいねっ。」
心配どうも。まぁあっちの心配をした方がいいですけどね。
「殺してしまった場合はどうなりますか?それと彼に勝った場合のランクは?」
「今回は彼の申し出によるものなので彼の命の責任は取りません。そしてあなたが勝った場合は彼のランクを剥奪し貴方に差し上げます。なのであなたが昇進するのとプラスするとAランクになります。」
ほう。殺してもいいのか。じゃあこの世界にはないライフルでも使いますかね。
「諦めるなら今のうちだぞ?姉ちゃん達を置いて故郷に帰るんだなっ。」
「分かった。じゃあ俺が買った場合およびあんたが死んだ場合は所持金、アイテム全てよこしな。」
これで当分金には困らないな。でもこいつ本当にアルナ達すきだな。強いんだったら金で女でも買えよ。
「分かった。じゃあ本当に始めちゃうぜ。受付嬢ちゃん準備できたぜ。」
クラネとか言ったか。武器は巨大なハンマーか。
「用意!始めっ!」
ふっ。甘いな。俺は腰に剣を構えているが使う訳では無い。
【創造召喚】ライフル MSR召喚。スコープ召喚。銃弾召喚。
スコープをのぞき込む。
「すー。」
呼吸を整える。観客の声が大きく聞こえる。
照準を相手の頭に定める。バンッ!プスッ!
クラネの頭から血が飛び散る。
「あのクラネルを一瞬でっ。」「なんだ今のっ!」
「お姉さんっ。試合終わりでしょ?」
「はっ、はい。勝者、お名前なんでしたっけ。」
「秋水です。あと勝ち負けじゃなく合否を言っていただけませんか?」
「あっ。すいません。秋水さん合格です。」
間違えたことが恥ずかしいのだろうか。少し顔が赤くなっている。
その後ラースはDランク、それ以外の3人はBランクに配属された。
そして魔力計測では俺としらはずば抜けて高く世界に5人といない魔法使いと同じ魔力量だと言われた。そして俺たちはグループを作った。グループランクはメンバーランクの平均だからBだ。
そして歩くだけで注目を浴びるようになった。
それとクラネの持っていたものはすべて俺のモノとなり、あいつが所持していた金は金貨100枚という大金だった。
小貨が100円・銅貨が1000円・銀貨が1万・金貨が10万だそうだ。
だから100枚で1000万円だ。金貨25枚で奴隷が1人買えるらしい。
そしてまずは宿だと思っている。
「(宿屋の女将)1泊銀貨1枚だよ。」
かなり豪華な宿だ。内装も綺麗だった。
「じゃあ5泊。」
といって金貨を出した。お釣りは銀貨5枚。そして4人を休ました。
「ちょっと奴隷ってものを見てくるよ。」
さぁどんな犬がいるかな。
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