第四章
翌日、臨時の全校朝会が行われた。
校長が壇上から全生徒に向けて、山口の死と残された人間との、命の向き合い方について説いていた。しかし、誰も校長の話など聞いておらず、名々どこからか掴んできた山口の死の詳細情報のやり取りをしていて、教師の注意する声が絶えなかった。
中でも新吾の立っている左隣の列の、当時山口と一緒に下校していた男子生徒の周りには常に数人の野次馬が囲んでいて、事件の詳細を根堀葉堀聞き出そうとしていた。
当の男子生徒も注目されることがまんざらでもない様子で、まるで悲劇の英雄気取りで沈痛を装い、悦に入っているように新吾には見えてならなかった。
結局、いつまでも収まらないざわめきの中心になっている生徒を隔離することで、教師達はその場を何とか収束させた。
大多数の生徒が連れて行かれる後ろ姿を見送る中で、新吾は左斜め前に立つ、前田の後ろ姿を見つめていた。前田も振り返ることなく、下を向いて気だるそうにしていた。
その背中からは、取り返しのつかないことになってしまったことに対する罪の意識や焦りなどが微塵も感じられなかった。前田だけが別の世界に生きているのではないかと錯覚するほど、その無関心さは際立っていた。
新吾は前田が何を考えているのか計り知れず、末恐ろしく思いながら、だらしなく立つ背中を身勝手な正義感で睨み続けていた。
朝会が終わり、教室に戻って授業が始まると、改めて倉田から山口の事故について説明があった。
しかし、あまりにも倉田の説明が明言を避けて不透明が過ぎて、一人が不満を呟き、数人がヒソヒソと囁き合い、囁きはざわめきへと発展し、遂には喧騒が教室に溢れかえった。
そんな中、いつかを彷彿とさせるように大野が真っ直ぐに手を挙げて席を立った。
クラスの全員がその姿に気付き、口を噤む代わりに期待を込め、息を飲んで大野に視線を送っていた。
俄かに教室が静かになったことで、他のクラスの言い争いをする声が新吾の耳に漏れ聞こえてきた。
倉田も大野が何を聞こうとしているのか、それが分かっているだけにとても指し辛そうにしていたが、仕方なく発言を許可した。
「山口がどうやって死んだのか教えて下さい」
大野の質問は、いきなり核心を突くものだった。
クラスの全員が知りたいのは、山口の首が切断されているのか、それだけだった。
「山口は事故で亡くなった。何でもかんでも、変なものと結びつけようとするな!」
言葉の終わりに、山口が感情のままに掌を教卓に叩きつけた。
クラス全員が再び息を飲み、一瞬にして教室を満たしていた妙な熱気が消え去り、重い沈黙へと変わった。
倉田を怒らせるきっかけを作ってしまった大野は珍しく動揺していた。反論無く静かに着席すると、さっきまでの威勢の良さがすっかり失われて小さくなっていた。
張り詰めた空気の中で新吾は自分が事件に関わっているということが誰かに知られてはいないだろうかと、そればかりが気になっていた。
隣に座る人の息遣いさえ聞こえてきそうなほど教室は静まり返り、全員が居心地の悪さに下を向いていた。
咳払いさえ躊躇われる緊張状態が続く中で、新吾は倉田が真相を知っていて、自分が全てを話すことを待っているのではないかと思い始め、そして怖くなった。手は震え、額には汗が浮かび、胃が締め付けられるように痛くなった。
警察に捕まり、裁判所で裁かれ、牢屋に容れられてしまう最悪の展開を想像していると、静かな教室に突然黒板を叩くチョークの音が響き渡った。
新吾は音に驚き、はっと顔を上げた。
倉田は一心不乱に黒板に何かを書き連ね、クラス全員が無言でその姿を見ていた。
新吾は倉田が事件の真相を書いているのではないかと気が気ではなかったが、背中に遮られていて黒板の内容を確認することができずにいた。
やがて倉田が手を止め、一歩右に移動してから、また同じように黒板にチョークを打ちつけ始めた。
倉田が移動したことによって、今まで隠されていた部分が明らかになると、新吾は固唾を飲んで黒板を注視した。
書かれていたのは事件とは全く関係の無い、少し複雑な算数の計算式だった。
大半の生徒が当惑する中、新吾は最悪の予想が外れたことで肩の力が抜けて椅子から擦り下がり、思わず天を仰いだ。
新吾がそうしている間も倉田は問題を書き続け、全部で五問を出題すると倉田は窓際に設置された自分の席に座った。
「チャイムが鳴ったら、ノート提出してもらうからな。終わったら静かにしていろ」
倉田の言葉の中にはもう怒気は含まれておらず、すっかりいつもの平坦な調子を取り戻していた。しかし、倉田も少なからず疲れているようで、溜め息を吐きながら椅子を回転させると、薄い鱗雲の浮かぶ秋の空をぼんやりと見上げていた。
倉田の態度に生徒達は戸惑い、隣近所と顔を見合わせていたが、数人が問題を解き始めると、それが伝播して皆が問題に取り組み出した。
新吾も問題に取り掛かったが、授業終了まで残り時間が十五分しかなく、結局一問を残してノートを提出することになった。
その後の授業は山口の件に触れることなく通常通りに行われたが、教室内はなかなか落ち着くことができず、ヒソヒソと交わす言葉が新吾にも漏れ聞こえていた。
そして給食を準備する僅かな時間に、山口の死を知る男子生徒が全てを話したことで、今回の事件が指切り様の呪いであることが瞬く間に学校中に広まった。
新吾のクラスからも詳細な情報を得ようと給食そっちのけで前田のクラスに押しかける生徒も多数いて、前田の教室前の廊下は雲合霧集の状態となり混乱を窮めた。
その混乱も倉田と前田の担任が何とか収めたが、食事中も話題は指切り様一色になっていた。
指切り様の仕業であるということが判明すると、次に話題の焦点になるのは儀式を行なった犯人の特定だった。
山口は手が早く、誰からでも恨みを買っていたのでなかなか特定には至らず、数人の候補が挙げられ、その中には当然前田の名前も挙げられていた。
耳に入る情報の限りでは、新吾が関わっていることはまだ知られる気配すら無かったが、それでも新吾は食事が喉を通らずに、殆んど給食を残してしまった。
昼食が終わり、昼休みに入ると、クラスの半数が教室から飛び出して行った。残りの半数は指切り様の存在を半信半疑の集団らしく、事故なのか本当に呪いなのか、判断しかねて戸惑っているようでもあった。
新吾が秘密の場所に行こうと廊下に出ると、またしても廊下一杯に黒山の人だかりができていた。その中には勿論、飛び出して行った新吾のクラスメートの姿も含まれていた。
新吾はそっとその場を離れ、誰にも見つからないように図書室へ向かった。どうして逃げ隠れるようにしたのか自分でも分からなかったけれど、自然とそうせずにはいられなかった。
昼休みが始まってすぐに教室を出たこともあり、図書室へ続く長い廊下に生徒の姿は無く、新吾は誰か会うこともなく図書室に来ることができた。
図書室の扉を開くと室内はまだ無人で、教室とは正反対の静寂が新吾を待っていた。
普段通りなら数こそ多くはないものの、そろそろ図書室を利用する生徒が現れてもおかしくはないはずだが、その姿が見られないところを鑑みても、それほどまでにこの学校の生徒の中で指切り様の存在が大きいということを新吾は改めて実感していた。
無人の長机の間を抜け、立ち並ぶ書架の間を通り、新吾は一番後ろの窓から小熟れた動作でベランダへ降りた。
ベランダに前田の姿は無く、新吾は素早く図工準備室の窓の下までやってくると、窓を開けて中を覗いた。しかし、そこにも前田の姿は見つけられず、新吾は仕方なくその場に座り、壁に寄りかかって前田の到着を待った。
見下ろした校庭にいつもの活気は無く、外に出ている生徒の数も明らかに少ない。校庭に出ている生徒も、遊具に腰掛けて何やら話し合いをしている光景が至るところで見受けられ、走り回っているのは事情の理解できない低学年の生徒だけだった。
「よお」
程無く、前田が姿を現した。
前田が近付いてくる間に新吾も立ち上がる。
「ちょっと寒いから、中に入らない?」
新吾が口を開くよりも先に、前田が準備室に人差し指を向ける。
新吾はそれほど寒いとは感じなかったけれど、特別断る理由も無かったので二人は準備室に場所を移した。
前田が胡座をかいて壁に寄りかかる。新吾はすぐ隣には座らず、少し距離を置いて座った。
「すごい騒ぎになってるね」
「そうだね」
新吾は皮肉で言ったつもりだったが、前田は全く意に介さず、うっすらと笑顔すら見せていた。
「……何でそんなに普通でいられるんだよ」
新吾は前田の態度に無性に腹が立った。
「いくら憎い相手だったとしても死んでるんだぞ! 俺達が殺したも同然なんだぞ!」
新吾は壁から背中を離し、前田を覗き込みながら語気を荒くした。
「そのうち警察が来て、もし捕まることになったらお前のせいだからな!」
新吾は思わず自分の抱えきれない不安を前田にぶつけていた。
鼻息を荒くする新吾の姿に前田は一瞬だけ驚いた顔を見せたが、すぐさま口角が上がり馬鹿にしたような笑みで新吾を見つめ返していた。
「何? そんなこと心配してたの?」
前田は明らかに新吾を見下していた。
「あれは誰が見たって事故だよ。それとも、お前、何かしたのかよ?」
新吾は前田の言葉に、はっとする。
「事故って……、知ってるのか? 山口がどうやって死んだのか」
前田の口吻は学校中の誰もが知りたがる事件の全容を知っているものだった。知った上での前田の態度が、更に新吾を混乱させていく。
「知ってるさ。俺は昨日、一日中あいつを監視してたからな」
だから昨日はここに顔を見せなかったのかと、どうでもいいことを考える自分に新吾は心の中で喝を入れた。
「昨日の帰り、山口達の後をこっそり付けてたらさ、突然、立っていられないような強い風が吹いてきて、咄嗟に俺は近くの木にしがみついて堪えたんだ。そうしたらバリバリって、雷が落ちたみたいな大きな音がして、そのすぐ後に今度は薄い鉄板が落ちた音が聞こえてきたんだ。すぐに風は止んで、体に張り付いた葉っぱを払ってたら、山口達の方からびっくりするくらい大きな叫び声が聞こえてきて、慌ててそっちを見たら――」
事も無げに語っていた前田だったが、話が進むに連れて早口になっていく。手は拳を作り、微かに震えていた。
「そうしたら、今までそこに無かった、でっかいトタンが道路を塞いでて、すぐ傍で地面に座り込む奴と倒れてる奴がいたんだ。でも俺が立っていた位置からだと良く見えなくて、もう少しその二人が見える位置に移動したら、道路に黒いボールが転がっているのを見つけたんだ」
新吾は、そのボールの正体が分かる気がしたが、考えたくなかった。そして、できることなら今すぐ前田の口を塞いでやりたかった。
しかし、事件の当事者として、この話を聞かなければならない使命感も自覚していた。だから新吾にできるのは、ただ大人しく前田の話を聞くことだけだった。
「相変わらず風は吹いているのに、転がりもしないそのボールによくよく目を凝らして見てみると。……それは、切断された山口の頭だったんだ」
前田の話が終わると、二人は沈黙した。
新吾は前田の説明を聞いただけで、吐きそうになるほど気分が悪くなっていた。
前田の方も説明をしながら惨状を思い出して同じように気分が悪くなっているのか、深呼吸を繰り返していた。
ややあって、前田は再び口を開いた。
「どうやら強風で道路近くの畑に建っていた小屋のトタン屋根が剥がされて、それが山口に直撃したみたいなんだ。一緒にいた奴が無傷なところをみると、やっぱり指切り様の呪いだろうな」
前田はもうすっかり落ち着きを取り戻していた。
「……指切り様の呪いなら、やっぱり俺達のせいじゃないのか?」
吐き気を堪えて、新吾は何とか疑問を口にした。そこまで分かっていて、何故自分に責任が無いと言えるのか、新吾には前田の思考が心底理解できなかった。
「だから、俺達が山口に何かしたのかよ? 百歩譲って警察が来たとしよう。何て説明するんだよ? 僕達が指切り様に頼んで山口を殺しましたって言うのか? 誰が信じるもんか。そんなの、ただの目立ちたい小学生としか思われないよ」
前田はいつまでも納得せず、くだくだと責任の所在を口にする新吾の態度に、かなり苛立った様子だった。
二人の意見は平行線を保ち、むしろ徐々に離れていっているように新吾は感じていた。
互いに譲らない意思を込めた視線が交錯し、無言で睨み合う姿勢のまま膠着状態に陥った。
ある程度の時間を二人で過ごしてきたが、これほど長い時間相手の目を見ていることは初めてだった。
前田は会話の最中も殆んど新吾の目を見ることはなく、たまに盗み見るように新吾の顔を横目で窺い、新吾が視線に気が付くと逃げるように視線を外していた。新吾は前田のこの行動に酷く苛立ちを覚え、何度か注意を試みたが、前田は言い訳ばかりできりがなかったので、新吾は会話の際に前田の顔を見ないようになっていき、いつの間にか互いに相手の顔を見ないで話す形ができあがっていた。
五分とまではいかないものの無言で視線を戦わせていると、突然窓がガタガタと揺れ始め、驚いた二人は同時に窓に目を向けた。その瞬間、新吾の脳裏にお化けビルでの光景が浮かんだ。
すぐに揺れは収まり、新吾が前田に視線を戻すと、前田はもう新吾を見ていなかった。
前田は溜まったガスを抜くように大きな溜め息を鼻から吐き出し、胡座をかいた膝の上で頬杖をついた。
「俺達のせいだって言うけどさ、もしかしたら本当に偶然かもしれないだろ? というより、何が原因であろうと山口が死んで俺は平穏を手に入れることができたんだから、それでいいだろ……」
前田の言葉は勢いを失い、とても弱々しく憐憫の情を誘うものだった。
「あんな奴、死んだっていいだろ。本当は俺以外にも山口が死んで喜んでる人間が沢山いると思うよ」
俯いて呟いていた前田が少しだけ顔を上げると、新吾は上目遣いになった前田と一瞬だけ目が合った。その瞳には、どうにか自分の気持ちを理解して欲しいと願う気持ちが、か細い声とは裏腹に強く込められていた。
「……いいだろ、都合良く取ったって。これは天罰なんだよ」
前田の口から漏れた一言が新吾には重く深く響いた。
きっと前田は新吾が転校してくる以前からずっと山口や新吾の知らない誰かに嫌なことを言われたり暴力を振るわれたりしてきていたのだろう。
それはきっと他人の神経を逆撫でするような前田の態度の悪さが主な原因なのだろうと容易に想像ができた。しかし、それで暴力が正当化されることなどあってはならない。言葉で戦い、暴力を我慢し続けた前田の願いを指切り様が聞き届けたのであれば、それは前田の言うとおり、これは天罰なのかもしれない。そんな風に新吾には思えた。
「……そうだな。指切り様にお願いをしに行った時点で、こうなることは覚悟しておかなくちゃいけなかったんだよな」
新吾は自分だけでも孤独に戦っていた前田の味方になってあげてもいいのではないかと思うようになっていた。
前田は新吾が味方になってくれると分かると、ぱっと顔を上げ、信じられないものを見るような、とても不思議そうな顔で新吾の顔を見つめていた。直後、今まで弱々しかった前田の瞳が分かり易く精気を取り戻していった。
嬉しそうにする前田の顔を見るのが照れ臭くて、今度は新吾が目を逸らした。
「でも一つだけ聞いておきたいことがあるんだけど、指切り様が実在するってことが分かったら、山口の仲間が指切り様を利用して復讐をするってことは有り得るんじゃないか?」
呪いは本物なのだから、誰もが利用しようと考えるのは当然のことに新吾には思えた。
「平気、平気。変な正義感だけで、お化けビルの中は歩けないって」
新吾の心配とは裏腹に、「分かるだろ?」と前田はすっかり気分を良くしていて、報復など有り得ないと高を括っていた。
新吾は前田の意見の全てに同意することはできなかったが、前田の言うとおり、半端な覚悟であの不気味な暗闇の中に足を踏み入れることは、とても困難に思えたのも事実だった。
「地元出身の警察なら指切り様の噂を信じているかもしれないって考えてたけど、同じ条件の校長や先生達が指切り様の仕業にしたがらないところをみると、多分警察は僕達を容疑者とは思わないかも」
前田に話を合わせるつもりでいたのに、自分達を擁護する言葉を口にする度に、自分の心の中にあった大きな不安の塊が溶けて無くなっていくのを新吾は感じていた。
「それに疑われたとしても俺達には完璧なアリバイがある。俺達はトタンに触れてもいないし、佐竹君は現場にいなかった」
心の中の不安が消え去っていくのと比例して罪悪感も薄れていき、やがて安全を約束された特等席から事件を眺めていられるという特殊な立場に、新吾は抑えられない優越感を覚え、胸の高鳴りを隠せなかった。
話が盛り上がり始めた丁度そのとき、昼休み終了の鐘が鳴り、惜しみながらも仕方なく、新吾は前田と別れて先に教室へ戻った。
窓枠を乗り越えて室内に戻ると、図書室を利用する生徒の姿は無く、室内はしんと静まり返っていた。図書室を後にして特別棟から普通棟へ向かう途中でも、新吾は一人の人影を見ることはなかった。
そして特別棟の角を曲がり、教室の並ぶ廊下に出ると、新吾が教室を出たときと変わらない、人だかりの光景がそこにはあった。
しかし同じ光景であっても、今の新吾の目には全く別物に映っていた。
教室を出る際には、自分が事件に関わっていることが他の生徒に知られるのを恐れて隠れるようにしていたが、今は憶測を熱心に語り合う彼らの姿が酷く滑稽に見えて仕方がなかった。
自然に持ち上がる口角を抑えられず、俯き加減に彼らの脇を通り、新吾は教室に戻った。
自分の席に座ってからも、周りが騒げば騒ぐほど、新吾は笑いを堪えるのに必死になっていた。授業が始まってからも、新吾は机に突っ伏して笑いを隠していた。
きっとこんな風に笑っているのは学校でも世間でも唯一自分だけだろうな、と新吾は思った。
しかし、その考えはすぐに改められた。
――違ったな。隣のクラスにも一人いたか。
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