親友と将来についての語り合いより「ハルカカナタトオクミライカケル予想図」
今追っている夢
目の前に広がるとてつもない荒野
ただ駆け抜けていく少年
あの日君は言った
今見ている夢は
死に物狂いでもがいている
10年後 20年後 それより先 どうなっているのか
自分が見た夢と理想
心に誓った信念は年がたてば消えてしまうのか
未来の僕はどうなっているのだろう
一人で歩き出した今日のことを覚えているのだろうか
大切なつながりを捨ててまで進んでいった道の先に
何があったのか
運命なんて言葉は信じないけど
時々ものすごく怖くなる
現実に屈して倒れている自分が隣にいる
君が言ったのは
それでも前を向いて進んでいるかということだよね
人は短い寿命だから
生きた証を探すのだろう
そして君は常にその先にある世界を望んでいた
そう思うととても切ない
生きていく人生の中で
様々なものと出会い 体験し 生きる理由を探し
生きた証を探す
そこには数え切れないほどの感動があるだろう
でもやがては死ぬ
この世からいなくなる
もう手は伸ばせない
足を踏み出すこともできない
涙さえも流せない
わかってくれるかな この気持ち
ものすごくつらくて涙がこぼれてくる
それでも君は言ってたんだ
この先の未来に何が在るか知りたいって
だからもう今は前に踏み出すしかない
先はどうなるかわからない
運命はどっちに転ぶかもわからない
それでも僕は
君が話してくれた
ハルカカナタトオクカケル未来を
見てみたい
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