今日の学校の風景より「紅葉に咲く一輪のピンクの花」
人があふれる交差点で
誰も他人のことなど知らず 残す名もなく行き交っていく
利己主義者だらけの世界
誰もが自分のことだけを思いやがて枯れていく
ただそんな中にも温かい花は咲くものだ
そんな温かい花を心に咲かせた少女がまたここにも在った
今日も変わらず優しさの花を咲かせている
周りの温度を和やかに温め
そっと心をいやしてくれる
でも僕は世界を恨んだ
それを認めない人たちを
彼女の優しさに気づかずに
自分が中心だと思っている人たちが許せない
何で気づけないの
目の前で優しさを広げてくれているのに
気づけないふりでもしているの
どうして・・・
僕の目にはしっかりと映っている
散っていく紅葉の中にしっかりとかがやき放つ
優しさに染まったピンク色の花が咲いている景色が
儚いのに闇に埋もれず
しっかりと照らしてくれる
彼女の瞳が美しい
僕は知っている
世界を滑稽にしてしまうのは
一部の気づいていない利己主義者だと
彼女はそれを知っていながらも
優しさをふりまいていることを
そしsてこんなことを言っている僕もまた
とんでもないエゴイストだと
それでも僕は許せない
なんでこんなにも美しい陽だまりを無視できるのだろうか
僕は恨むだろう 利己主義者を
僕もそれを知った同類だから
そして数少ないその境界者だから
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