1番最初はよくありそうな流れから、読み進めてみると、おや、と思わされました。しかとチョコを絡めつつ、登場人物のやり取りの雰囲気がいい感じ。甘酸っぱさよりも甘いに寄った感じで、恋愛系に良くある青春の切なさを感じるものよりも甘ーい方向性で、かといって甘すぎるでもない、甘さのほど良さがいい感じです。ドロドロしたのも甘々すぎるのも苦手だけど、恋愛モノな作品が読みたいという人には、ベストな匙加減かも。1エピソードあたりの文量が少ないので、短い時間で読める点も魅力!
自分の想いをどうすれば相手に伝える事ができるのか。思春期特有の悩み、恋煩い、通い合う想い。そんな青春が詰め込まれた甘い物語。熱くてトロケちゃいそうになりながら読むのも、また一興かもしれませんね。
お互いの心はそれとなく分かっている。 伝える勇気をくれたのは、自分で作った○○……。 結末にご注目ください。
膵臓が弱った私には甘すぎて血糖値が上がりそうです。キャベツの千切りを食べて血糖値の上昇を穏やかにしてから読むべし。