三銃士よりも史実よりだけど完全には史実ではなくて。恋愛話に陰謀話に法律にアクション。いろんなテーマをぎゅっとつめこんだストーリーは読みごたえ抜群でした。この作者さんの小説はどれも読むたびに希望が膨らみ夢が湧いて賢くなれる。大好きです。
小説『ダルタニャン物語』で、主人公のモデルになった実在の人物シャルル・ダルタニャンの活躍を描いた歴史小説です。ヨーロッパ史大好きなので、『三銃士』の物語と背景などを照らしつつ、大変楽しく通読させて頂きました。個人的には、やはり宰相リシュリューのキャラクターがお気に入りです。この作品の中では単純な悪役に留まらず、清濁併せ呑む実際的な政治家として描かれている部分もあって、非常に魅力的な人物でした。
いやはや面白かった。三銃士の話は読んだことがないのですが、これで興味がわきました。登場人物も皆魅力的で、もっと話の続きが知りたいと思える内容です。これを機に、私も三銃士デビューしようかしら?