フェイクフェイス 偽物の愛3
ドゴオォン!!
バァン!バァン!!
銃声が鳴り響き止んだと思ったら爆発音が地面を揺らす
チヌ「だぁぁあ!!熱い!!熱い!!」
チヌは炎から電気を纏い出てきた
チヌ「ホンットに危ねぇな!アイツ!容赦ねぇ!!ほんとに殺すつもりだ!」
魅愛「気を抜くとほんとに死ぬよ!!」
そう言った瞬間炎の中から飛び出ててチヌに切りかかろうとする灰炎
それを見過ごさなかった魅愛はチヌの前に水の壁を作り出した
その壁に灰炎が切りかかるととてつもない水蒸気が発生した
灰炎がバックステップで後に下がる
灰炎の刀が一瞬だけ無くなっていた
だがすぐに生成される
チヌは灰炎を睨みつつ魅愛に問いかける
チヌ「どういう事だ...?」
魅愛は同じく灰炎から目を離さず答えた
魅愛「あの刀は炎で出来ている水に入れば無くなるこれで今まで何とかしてきた!」
チヌが鼻で笑い銃を構えた
チヌが銃を一寸の狂いもなく灰炎に撃ち込む
電撃に弾丸を乗せ通常以上のスピードが出る弾丸を撃ち出す
だが灰炎はその弾丸を次々と切り落としていく
チヌはそれを見たが乱射を続ける
灰炎も弾丸を1つ1つ切り落としていく
それを見た凛音は言った
凛音「貴方たちじゃ私の灰炎は傷つけることも出来ないわ!いい加減死になさい!!」
そんな言葉に耳を貸さずチヌは弾倉がカラになるまで撃ち込んだ
そして次の瞬間チヌが魅愛に言った
チヌ「今だ!!」
魅愛「それっ!!」
チヌが撃つのをやめた瞬間
灰炎の真下から水柱が灰炎を包み閉じ込めた
刀は消え体から炎も吹き出なくなった
しかしまだ暴れる
魅愛「これは...長く持たない.,.!!チヌ...!!早く...)!」
魅愛は歯を食いしばりチヌに言った
チヌは体に高圧の電気を纏った
チヌ「いいか...!!バカップル!!耐えろよ!!」
そう言うとチヌは高電圧の電気を魅愛に浴びせた
魅愛「ッッッッ!!」
普通なら絶叫する
すぐに命を落とす
魅愛は叫ばず歯を食いしばり耐え続けている
それを見た凛音は笑った
凛音「やっと諦めたのね!!いいザマよ!!」
そう言い灰炎を見ると水注にその高電圧以上の電流が流れていた
凛音はその場に崩れ落ちた
チヌ「お前の精神操作は脳を操ることで成立する!だったら1回その思考を断ち切る!!灰炎は殴ったぐらいじゃ意識は飛ばない!だから手荒だが電流を流し無理やり意識を落とす!」
そう言い電気を魅愛に流すのをやめた
魅力はその場にへなへなと座り込んだ
そうすると水注は消え灰炎がバタりと倒れ込んだ
チヌ「凛音 お前の負けだ」
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