フェイクフェイス 偽物の愛
灰炎と依乃は街をフラフラと歩いていた
依乃「ねぇーえぇーはーいーえーんーいいでしょーー??」
依乃はふくれっ面で問いかける
それに対し灰炎は冷たく答えた
灰炎「絶対にダメです人前でキスやハグはもうダメです絶対にダメです」
依乃「やだぁぁぁ!!いーやーだぁーーー!死んじゃううう!」
涙目で必死に訴える依乃
灰炎「ダメったらダメ!だいたい...」
???「あぁーーー!とーまーれーなーいー!よけてー!」
突然灰炎に女性がぶつかってきた
その場にぶつかってきた女性が灰炎に覆いかぶさるように倒れ込む
それを見た依乃
依乃「ぎゃぁぁあ!!マイダーリンになんて事を!!離れッ...!!!!」
依乃はあまりの状況に目を疑った
なんと倒れこんだ女性は灰炎にキスをしていた
依乃が衝撃を受けていると女性はキスをやめ立ち上がった
???「やっと叶ったわぁ...灰炎様...」
フフフと不敵に笑う女性
衝撃を受けた依乃は既におらずその場には殺気に満ち溢れた魅愛がいた
魅愛「お前...何したのかわかってんのかよォ...!!」
魅愛の怒りは頂点に達していた
それを見た女性は依乃を見て鼻で笑った
???「アンタにはこの灰炎様は勿体無いわぁ」
そう言うと倒れ込んで動かない灰炎に触ろうとする
すると魅愛は...
魅愛「触るなぁ!!」
拳を構え謎の女に殴りかかろうとする
謎女「あーん!怖い!助けて! ダーリン♡」
するとその一言で灰炎がゆっくりと立ち上がった
魅愛はそれを見て動きが止まった
魅愛「大丈夫!?灰炎!!」
魅愛はそう言い拳を下ろし少しは落ち着いた...次の瞬間
魅愛の腹にめり込ませる灰炎がいた
魅愛は口を開け声が出ない
そして追撃と言わんばかりに拳を発火させ爆発を起こした
ドゴオォン
爆発ともに魅愛は空中へ投げ出される
魅愛は地面に落ちる寸前で体制を立て直し着地をした
お腹を抑え声を絞り出す魅愛
魅愛「なんっ..,のつもり...!!」
その問いかけに灰炎は答えることは無かった灰炎の目には光はなくそこにあるのはまるであやつり人形であった
謎女は突然高笑いを始めた
そして謎女は魅愛に言った
謎女「酷いものねぇ!この灰炎様は私のモノ!!」
「私の能力は精神操作!!キスをすることにより相手の身体を思いのまま操ることが出来る!!あはは!!」
魅愛は嘘だと言わんばかりの今にも泣きそうな顔をしている
そして謎女が真顔に戻り灰炎に言った
謎女「灰炎様ァ...早く二人きりになりたいからそこにいる元カノにお別れを言ってきて♡」
その問いかけに灰炎は無言で頷きゆっくりと魅愛に近づくそして灰炎が言葉を発した
灰炎「さ よ う な ら」
そう言いただ立ちすくむだけの魅愛の顔に手を当てた...
ドゴオォォン....
ひとつの爆発音が鳴り響いた
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます