Extra Track 05 マロニエと軍人さんと曹長

 軍人さんらしい少し無骨な指先が、髪に触れる。 

 そうしてひとひら花びらを摘まれたときにはきっと、恋に落ちていた。


 *


 マロニエの花が咲いて散る頃、エスぺリアの国立学校には卒業式が訪れる。

 窓辺にかかった散り初めのマロニエを仰ぎ、ニナは部屋のカーテンを閉めた。王都の国立学校へ通うため、故郷ハイネスから出て、六年を過ごしたエスト家。あてがわれた一室は、今はきれいに片付き、箱型のトランクをひとつ残すだけになっている。

 六年前、ニナを助けたのが“小鳥の巣”を呼ばれる戦災孤児の就学を扶助する寄宿制度だ。期待とそれを上回る不安とに押しつぶされそうになりながら、この家の門を叩いた十歳の自分が今はひどく懐かしい。

 ニナはエスト家の奥さんから譲られた鏡台の前で、ブラウスのリボンを結び直すと、いつもよりほんの少しだけおめかしをした鏡の中の十六歳の少女に向かってにっこり笑ってみせた。笑顔は思ったよりもぎこちなくなってしまったが、鏡台の上に座っている新しいチョッキを着た“曹長”が、釦の目で見つめ返してくれた。


「おはよう、セーム曹長」


 抱き上げて、尖った鼻に頬を擦る。大好きな“ぶあんか”からもらった曹長さんは、今ではすっかりぼろぼろになってしまったけれど、それでもずっと大事にして、王都に行くと決めたときだって連れてきた。この家にときどき帰ってくる、エスト家の長男である軍人さんは、いくつまで持ってるんだ、と呆れ顔をするけれど、ニナのほうは知らんふりをしている。

 セーム曹長は、ニナのはじめての“ともだち”。さみしいときも、悲しいときも、癇癪を起こして、そんな自分がどうしようもなく嫌になって消えてなくなりたくなったときですら、ずっとそばにいてくれた。抱き締めたはずみに、曹長の右腕がほつれているのに気付いて、「あとで直そうね」とニナは苦笑した。


 卒業式当日、エスぺリアの空は晴れていた。

 プラムの樹があおあおと茂る中、ニナたち卒業生は学び舎の前で、お別れの校歌をうたう。折に触れてうたってきた校歌は、けれど今日で本当に最後だ。車椅子のニナは、立ち並ぶ生徒たちに埋もれがちになりながら、それでも最前列で声を張る。

 歌はずっと、苦手だった。

 昔から声を上げることが嫌い。がんばってうたおうとはするものの、やっぱりかすれてしまい、しまいには歌声ごと、潰れるように消えてしまう。“ぶあんか”とふたりで聖歌やわらべ歌を口ずさむときは楽しく、もっとうたっていたくてたまらないのに、ひとりになってしまうともうだめだった。ひとの目が自分に集まることがこわい。それで誰かに馬鹿にされたことなんかないのに、皆の視線が自分の膝のあたりでなくなっている両足に注がれている気がして、身体が冷たくなった。

 それでも、どうしても避けられない歌の試験の前には、ひとりでこっそり公園に行き、練習をした。級友たちは皆やさしかったし、エスト家の奥さんも旦那さんもよくしてくれたけれど、時折どれも本当はわたしの居場所ではないんじゃないかと思うときがあって、そういうとき誰もいない公園のマロニエの下は唯一、じぶんだけの居場所のように思えるのだった。青葉のにおいにまぎれて、入口の近くで焼いているクレープの野苺ソースの甘酸っぱい香りがふんわりくゆる。おなかが空腹を訴えたけれど、わたしにクレープを買う余裕なんかない。しょうがないものね、と鞄に入れて連れてきたセーム曹長に言って、わたしは譜面を開いた。

 学校で習ったメロディを思い出しながら、はじめのフレーズを口ずさむ。

 夕方の公園には人気がなく、マロニエの葉擦れの音以外は静かだ。わたしは目を瞑って、少しずつ声を大きくしていった。ひとりきり。そのことがわたしを安堵させる。


『……それ、校歌?』


 だから、居候先の軍人さんに後ろから声をかけられたときにはとても驚いた。

 ゼノン=エストというその軍人さんは、わたしよりも十も年上で、お仕事でいつも忙しいらしく、ときどきしかエスト家に帰ってこない。前回戻ってきたのは、三か月前で、そのときは顔を合わせただけですれ違ってしまったから、きちんと話すのは一年ぶりくらいかもしれなかった。

 軍人さんは、エスペリア国軍の軍服に薄いカーキ色のコートを羽織っていた。


『校歌です』

『なんで、ひとりでうたってるんだ?』

『試験があるんです。あさってに』

『ふうん』


 わたしは“軍人さん”があまり好きじゃない。わたしの家族は皆戦争で死んでしまったから、軍人さんは皆、ひどいことをする野蛮なひとたちのように思えてしまう。どことなく緊張して、わたしは俯きがちに楽譜を握り締めた。先に帰ってくれたらいいな、と思ったが、軍人さんは何故かそばのベンチの隅に腰掛けた。

 いったいどういうつもりなんだろう。ためらいがちにうかがうと、軍人さんは素知らぬ顔で頬杖をついて、よそを向いている。しばらくわたしは手元の楽譜に目を落としたり、軍人さんの咽喉のあたりを見つめたりしていたが、軍人さんがさっぱり喋らないので、なんだか少し腹立たしい気分になり、きっ、と天を振り仰いだ。

 歌を、うたう。身体に芯がとおり、すっと喉から腹のほうへ道が通った気がした。溢れるように、声がついて出る。“ぶあんか”とふたりで歌うときみたいだった。だんだんと楽しくなってきて、もういいや、この軍人さん喋らないから気にならないや、とひとりで腕を振り回して歌った。

 終わりまでうたい終えたときには、呼吸が弾んでいた。

 ふと、さっきまではよそにやられていたはずの視線がこちらに向けられていたことに気付いて、わたしは知らず綻んでいた口元を引き結ぶ。頬杖をついたまま、軍人さんは少し驚いたような顔をしていた。


『なんですか』

『……いや。すげえなって』

『え』

『最初からそういう風にうたえばいいのに』


 言ってしまってから、急にばつの悪そうな顔になって目をそらす。瞬きを繰り返すわたしを振り切るように立ち上がり、いい加減帰るぞ、と軍人さんは言った。わたしに背を向けたその耳端が、夜目にもわかるくらい赤らんでいるのを見つけて、思わずわらってしまう。ああ、このひとは恥ずかしがりなんだ、わたしより十も年上なのに、と思ったらおかしくて、それでいてこの秘密を自分だけのものにしておきたいような、そんな悪戯めいた気持ちが膨らむ。そして軍人さんがたぶんわたしを心配して待ってくれていたらしいことがうれしかった。


 そのあとも、数か月に一度、軍人さんはエスト家に戻ってきた。最初はひどく無愛想でぶっきらぼうに見えた軍人さんが実は素直でないだけのやさしいひとであることに、わたしも少しずつ気付き始めていた。たとえば、母親である奥さんの誕生日に軍人さんは必ず帰ってきた。プレゼントもケーキもなく、忘れたふりをしておめでとうも言わない。けれど、日告げの鐘が鳴る前に、息を切らして、汗みずくになったって必ず軍人さんは帰ってくるのだった。そういったことはちょっとした言葉や仕草のあいまに、しばしばひそんでいるように思えた。

 一度、軍人さんを外で見かけたことがあった。

 わたしは確か国立学校の帰り道だったと思う。かつてわたしが歌の練習をしたマロニエの下のあのベンチに、軍人さんはひとりきりで座っていた。他にひとはいない。俯きがちのその肩が小刻みに震えていることに気付いて、わたしは瞬きをする。

 軍人さんは、泣いていた。口元を覆って声を殺し、しきりに嗚咽を繰り返す。大人の男のひとが、こんなに正体なく泣いているのをわたしは初めて見た。きょろきょろとあたりを見回し、近くにあのクレープ売りを見つけると、自分の持っている財産すべてをつぎ込んでふたつぶんのクレープを買った。野苺ソースの甘酸っぱい香りのするそれを軍人さんに押し付ける。


『どうして泣いてるんですか』


 まだ幼かったわたしの問いは、ひどく無遠慮なものであったにちがいない。

 軍人さんは赤く腫らした目でわたしを睨み、『うるさい』と言った。ついむっとしてしまいつつ、口をつぐんで、わたしはクレープを齧る。軍人さんはしばらく嗚咽を殺して俯いていたけれど、やがてクレープを齧って『まずい』と顔をしかめた。

 ――のちに、“戦乱の五十年”とわたしたちの生きた時代は呼ばれる。

 そのとおり、小国エスペリアはエディルフォーレの侵略を受け、たびたび熾烈な戦を繰り広げた。数々の戦で総司令をつとめたリユン=サイ将軍は、緻密な計算と大胆な作戦で幾度となくこの難を乗り切ったが、それでも、時に少なくはない犠牲者が出た。

 軍人さんは戦のたびにいなくなり、戻ってきてはあのマロニエの下で声を殺して泣いた。悲嘆にくれているというより、憤っていた。ともすれば、燃え滾るくらいの憤りとやり場のない怒りを抱えて、軍人さんは嗚咽しているように見えた。そしてそれが他でもない彼自身へ向けられている感情であることも、わたしはうっすら理解していた。思うようにならない自分に苛立つことが、わたしにもよくあったから。


『上官がいるんだけど』


 それも、夕暮れのマロニエの下での出来事だった。

 その頃のわたしは学校が終わると、公園に寄るのが日課になっていた。軍人さんには会えないことのほうが多かったけれど、ベンチの下に座っている姿を見かけることもあった。春が過ぎて、公園のマロニエたちは一斉に薄紅の花をつけている。


『そいつが、顔がよくて金もあって、女たらしなのに可愛い奥さんもいて、才能あるくせにむちゃくちゃ努力家で、銃は下手くそなんだけど、ぜんぜん動じないし、決断力も実行力もあって、みんなに慕われてる、これでもかっていうくらい嫌味な奴なんだけども』


 そんな嫌味なひとはひとりしか思い当たらなかったけれど、わたしは何も言わないでおいた。


『……俺、そのひとに敵わないんじゃないかなって思う』


 ぽつん、とこぼれた軍人さんの声は気弱だった。


『がんばっても一生敵わないんじゃないかって、思う……』

『わたしは』


 考える前に言葉が口をついて出た。


『そうは思いません』


 眉がひそめられる気配がしたが、わたしはそちらを見ようとはしなかった。ただ、西のほうの燃える落日を、きっ、と見据えながら、きっぱりと言った。


『思いません』


 その頃にはたぶん、このぶっきらぼうでやさしくて、意地張りで本当は泣き虫の軍人さんが、わたしは好きになっていた。きっと、大好きになっていた。



 *



「ニナ!」


 卒業式が無事に終わったあと。級友たちのおとうさん、おかあさんの間から、ひときわ若い女性が顔を出す。まだ幼い女の子を連れたそのひとは、アッシュグレイの髪にわたしが昔作ってあげたキャンディ・ビーズの髪留めを結んで、背には小さな男の子をおぶっていた。


「ブランカ! エアルにリート! きてくれたの」


 “エアル”と“リート”はブランカとサイ将軍の子どもたちだ。エアルがお姉さんで、リートが四つ下の弟。リートを背負ったまま駆けてきそうになるブランカに「いいよ」と言って、わたしのほうから車椅子を回す。待ちきれないようにブランカの腕がわたしの身体をぎゅっと抱き寄せた。


「おめでとう、ニナ。がんばったね」


 回された手がいとおしむように頭を引き寄せる。

 わたしは国立学校を首席で卒業した。級友たちにはあまり言わなかったけれど、ブランカの前では少しだけ誇らしい気分になって、抱きすくめられた腕の中でえへん、と微笑む。ブランカはいつもあたたかくて、抱きしめられるとミルクやバターや石鹸の香りがする。おかあさんはきっとこんなかんじなんだろうなって、小さい頃わたしは何度も考えた気がする。


「ありがとう、ブランカ」


 いろんな思いをこめてささめくと、ブランカはいつものように翠の眸を細めて、微笑い返してくれた。

 ――知ってる? ブランカ。

 わたしね、ずっとブランカの娘になりたかった。

 ブランカの娘になりたかったの。

 ブランカに言うのは恥ずかしかったから、エアルにだけこっそり打ち明けると、このおしゃまな娘さんは、エアルもおねえちゃんはニナがいい、と打ち明け返してくれた。



 旅立ちの日は駆け足にやってきた。

 マロニエの葉がますます青めく頃。エスト家の旦那さん、奥さん、「鷲と酒樽亭」のポルコさん、ラフトおじさん、それからブランカ、エアルにリート。大好きなひとびとにお別れをして、わたしはハイネス行きの汽車を待つ。

 ブランカは卒業後も王都で勉強することだってできるのだと勧めてくれたけれど、わたしは一度故郷ハイネスの孤児院へ戻ることを決めていた。あの場所には院長をはじめとしたたくさんの大好きなひとびとがいるし、叶うなら、少しでもその力になりたいと思ったからだ。ハイネスを発ったときは、外の世界飛び出してみたくて仕方がなかったのに、王都で過ごした六年間は自然、そんな思いをわたしに抱かせるようになっていた。懐かしいハイネス。銀灰色の雪に染まる小さな街。

 軍人さんには、また一年近く会っていない。

 十四歳の冬に、わたしは軍人さんに好きです、と告げて断られた。わたしはたぶんずっと軍人さんに恋をしていて、久しぶりに軍人さんに会ったときにはもう、戻れないくらい大好きになっていた。だから、遠くへ旅立つという軍人さんを見送るとき、いってらっしゃいと言うつもりだったのに気付けば、すきです、だいすきです、と言っていた。気持ちが溢れだして、止まらなくなったみたいだった。けれど同時に、何故か腹が立ってもいて、きっ、と軍人さんを睨みつけて、すきです、だいすきです、ともう一度言った。軍人さんは驚いた顔をして、それから目をそらして、ごめん、と言った。何に対して謝られているのか、さっぱりわからない。わたしはその晩、セーム曹長に顔を押し付けて泣いた。

 思えば、二十四歳の彼に対してわたしはまだ十四歳の少女に過ぎなかったし、足のないこの身体のせいとは決して思わないけれど、わたしは頑固で気が強い性格の、特に可愛げもない女の子だった。軍人さんだってもっと別の可愛いひとを好きになるにちがいない。そのあとも幾度か、軍人さんとは顔を合わせたけれど、きちんと言葉を交わすことはないまま、わたしは王都を発つことになった。

 セント・トワレ駅は、たくさんのひとで賑わっている。ブランカは仕事があってだめだったけれど、代わりに大勢の級友たちがわたしを見送りにきてくれた。ひとりひとりとお別れをして、ぎゅっと身体を抱き締めあう。定刻に近付き、汽車がゆっくり構内へ入ってくる。トランクを中へ運び入れたわたしは、いつものようにセーム曹長を隣に座らせようとして、その姿がないことに気付いた。


「曹長……?」


 ――どうして。エスト家を出るときには確かにトランクに入れたはずなのに。

 わたしは不思議がる級友たちをよそにトランクをひっくり返し、それでも曹長がいないとわかると途方に暮れた。セーム曹長は、わたしのはじめての“ともだち”だ。わたしが癇癪を起こして右腕をもいでしまったときも、ブランカがハイネスからいなくなってしまった夜もそばにいてくれた。ずっと一緒よって、曹長だけは一緒なのよって約束をしたのに……! 

 泣きそうになりながらわたしは車椅子を回して、汽車の外に出る。


「ニナ!」


 そのとき、見送りのひとびとをかきわける人影があり、わたしは目を瞬かせた。ぽろりとめったに見せない涙が散る。驚く級友たちを押しのけてわたしのもとにたどりついたそのひとは、エスト家の軍人さんだった。いったい、いつ王都へ帰ってきたんだろう。呟いたわたしに、「さっき、戻ってきたらかあさんが。将軍までゆけって」と息を喘がせながら、言い訳がましくもごもごと軍人さんが言った。汗の張り付いたシャツは軍服のままで、本当にそのまま駆けてきたみたいだった。


「わすれもの!」


 軍人さんがわたしのほうへ、よれた人形を差し出す。継ぎはぎだらけの身体に左右で異なる釦の目。セーム曹長だった。声を失して受け取ると、「なんでそんな大事なもの、忘れてくんだ」と何故か苛々した風に軍人さんが言った。


「だって、トランクからなくなってしまったんだもの」

「出る前にちゃんと確認したのかよ。……ちがう、そうじゃなくて」


 息をついて、軍人さんが周囲を見回す。発車前の小さな騒ぎは、いつの間にか、見送りに集まったひとびとの注目の的になっていた。級友たちもこのひとは誰なんだろうという表情で顔を見合わせているので、わたしは仕方なく「お世話になっていた家の――」と説明しようとした。


「……会いに行く」


 さなかにぽつりとそのひとは言った。

 目を瞬かせたわたしへ次はまっすぐ視線をあわせて、


「会いに行く」


 と、もう一度。

 ぽかん、と呆けた顔をしてわたしは軍人さんを仰いだ。


「どこへですか?」

「だから、ハイネスの! おまえにだよ!」


 発車を告げるベルが鳴る。痺れを切らした風に怒鳴って、周囲が目を丸くするその前で軍人さんはわたしを引き寄せた。



 *



 ――以上が、わたしと夫ゼノン=エストの長い恋の顛末である。

 わたしは人前で怒鳴られるのも、人目をはばからずに抱きしめられるのも好きではなかったので、あのあとたいへん怒って、しばらく彼とは口を利かなかった。だってごめんって断ったじゃないですか、とわたしは唇を尖らせ、十四歳は犯罪だろ!と彼が不機嫌面で言い、でもそのあとも顔を合わせたら目をそらしました、とわたしはそっぽを向き、気まずかったんだよ!と彼もまたそっぽを向く。そんな風に多くの衝突を繰り返しながら、けれど、少しずつ同じ歩調を見つけていく時間は思いのほか楽しく、そしていとおしかった。

 あのときのことを、セーム曹長に尋ねたことがある。

 ねえ、曹長。もしかして曹長があのとき、ゼノンを連れて来てくれたの? 

 すると曹長は尖った鼻をますます誇らしげにさせて、まあるい釦の目にわたしの家族たちをやさしく映すのだ。

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