第二章

第二章

製鉄所。日本旅館を改造したような建物。入り口は武家屋敷のような正門になっていて、「青柳」という表札と、「たたらせいてつ」と平仮名で書かれた貼り紙がされている。

応接室で、懍と、水穂が杉三たちと話している。

懍「へえ、これですか。ずいぶん上手に縫ってあるじゃないですか。襟付けも袖付けもよくできていますね。」

杉三「そうだろう。袷の着物もこうして上手に縫えるようになったのさ。」

水穂「柄もかわいいし、女性の寮生も喜ぶんじゃないですか。」

杉三「ほら、こう言ってるじゃないか。素直にうれしいと言ってみろ。」

由紀夫「いや、照れくさいですよ。そんなこと、言えないです。」

藤吉郎「僕みたい。」

杉三「馬鹿吉、いいこと言う。ほら、うまくしゃべれない馬鹿吉に言われたら、恥ずかしいぜ。」

懍「照れくさいことは確かかもしれませんが、事実、この小紋はしっかり着用できるものですから、ありがたくいただいていくことにいたしますよ。」

水穂「じゃあ、おいくら出せばいいのかな。」

由紀夫「いや、お金なんて要りませんよ!そんなものをもらう資格はまだありません!どうぞ、もらってください。」

水穂「いいえ、これは、しっかりした袷着物ですからね。材料費もかかるでしょうし、縫う作業だって非常に時間もかかるでしょう。やはり何かしらお礼をしなければならないと思いますから、払いますよ。」

由紀夫「いや、これは、化繊なんですから。」

水穂「化繊だろうが何だろうが、着物として使い道は十分ありますよね、教授。」

懍「そうですね。むしろ、洗える着物として、化繊の着物は需要が増えてきているようですから、正絹よりも高くなることもあり得ます。それに、由紀夫さん、あなたは、照れくさいのではなく、ご自身を卑下しすぎです。それは、決して高評価を与えるものではありません。」

由紀夫「しかし、教授、僕は、四級を取得したばかりですし。」

杉三「だから、称号に惑わされちゃダメ!称号で判断すると、ろくなことがないぞ。」

懍「ろくなことがないわけではないですが、称号があってもなくても、実力は十分にあるわけですから、それを評価しないわけにはいかないでしょう。」

由紀夫「わかりました。じゃあ、布代だけでいいので、五千円でどうでしょうか。」

杉三「また卑下してる!」

水穂「五千円では反物一枚買うだけで精いっぱいでしょう。」

由紀夫「いや、それだけで十分です。」

懍「これ以上卑下してはなりませんよ。水穂さん、一万円持ってきてあげて。」

由紀夫「一万円!それは大金すぎます!もったいなさすぎます!」

懍「いいえ、お礼だと思って、もっていきなさい。」

由紀夫「は、はい、、、。」

水穂が、財布から一万円札を取り出し、それを茶封筒に入れて、由紀夫に手渡す。

杉三「ほら、受け取れ。」

由紀夫「は、は、はい。ありがとうございます!」

と、茶封筒を受け取る。

藤吉郎「よかったね。」

由紀夫「は、はい、、、。いやあ、これじゃあ、もったいないくらいで、お礼のしようがありません。」

懍「でも、実力がありそうですね。今度は、付け下げに挑戦してみたらいかがですか?」

水穂「ああ、そうなれば、和裁技能士の国家試験にも通りますね。それに合格すると、超一流の和裁士ということになる。」

由紀夫「いや、む、無理ですよ。そんなもの。通るどころか、受験できる資格もない。和裁学校に行く余裕すらないし。」

水穂「そうですか。でも、ここまでお上手であれば、付け下げも訪問着も、すぐに縫えちゃえますよ。」

杉三「それができれば、超一流と同じくらいすごいということになるのだ。」

由紀夫「でも、資格なしではだめだよな。」

水穂「そうですかね。ここの女性の寮生で、杉ちゃんに訪問着を縫ってもらったものもいましたよ。」

由紀夫「杉ちゃんと、僕は違います。」

懍「ところで由紀夫さん。」

由紀夫「はい、なんでしょうか、教授。」

懍「もし、可能であればの話ですが、一度呉服屋さんで働かせてもらうなどしたらどうですか?僕は、なんだかもったいない気がするんですよね。」

由紀夫「いや、僕は資格を持ってないし、、、。ほ、本当に働くなら、その、国家試験の和裁技能士というのが必要なんじゃ。」

水穂「だったら、和裁屋として開業したらどうです?資格を取っていなくても、和裁をされている方はたくさんいますよ。杉ちゃんなんかが良い例でしょう。」

杉三「いや、僕は、ただ趣味的にやっているだけだからさあ。」

水穂「でも杉ちゃんだって、訪問着縫ってくれたりしたんだし。今はインターネットもあるから、宣伝をするのはさほど難しくないでしょう。それに、さっき杉ちゃんも言っていたけど、称号を持っていても、腕前は大したことないという人も多くいますからね。それよりも、あなたは実力があるわけですから、これは、本領発揮してもらわないと、もったいないなと思うんです。」

由紀夫「でも、どんなに頑張っても、資格を持っている人には叶わないんじゃないでしょうか。」

水穂「いや、どうですかね。称号は、確かに武器にはなりますが、嫉妬の対象になることだってあり得ますよ。得することもあるけれど、かえって邪魔になることだってありますしね。称号のせいで、身動きが取れなくなり、人生を全部失うよりも、実力をしっかり持って、怒涛のような世の中を柔軟に生きる人生のほうが、はるかに楽だということを、お忘れにならないでくださいね。」

懍「水穂さんも、そういうところがありましたからね。まあ、今の時代は、実力さえあれば、何でもありということです。」

杉三「僕も賛成だよ!やってみたらどうかな。」

由紀夫「そうですね、、、。」

懍「一度だけしかない人生です。よく考えてみてください。充実させるか、それとも障碍者として味気ない人生を送るのかは、あなた次第です。」

杉三「そうだよ、そうだよ。」

由紀夫「わかりました。じゃあ、本当に、少しだけですけど、やってみます。」

藤吉郎「よかったね。」

由紀夫「ありがとうございます!でも、どうやってやったらいいんですかね。店を立てようにもお金もないしなあ、、、。」

杉三「店なんか立てなくていいの。とりあえず、安い部屋でも借りてさ、玄関前に「和裁屋」と、貼り紙をする。ホームページだって作れるし。」

由紀夫「いや、杉ちゃん、僕はパソコンを持ってないよ。」

水穂「スマートフォンでも作れますよ、今は。」

由紀夫「いやあ、それすらないので、、、。」

杉三「いや、変に洒落たウェブサイトより、簡素なもののほうが確実に情報を伝えられると思う。」

由紀夫「杉ちゃんは、読めないのに、なんでそんなことが言えるんですかね。」

杉三「わからない。」

由紀夫「それが答えですか。」

懍「まあ、そのようなことはさておいて、このあたりの賃貸は、大体五、六万でよいところに住めますからね。事情があると思いますから、駅に近いほうが良いでしょう。この製鉄所の近くでも、良いところはありますけれども、何しろ、ここは、駅から歩いてくるのはちょっと難しいところもありますから、不動産屋さんで、駅から近い物件を探してみてはどうですか?」

由紀夫「あるんですかね。本当に、ちょっとの額しか出せませんので。」

水穂「このあたりの優秀な不動産屋といいますと、どこですかね、教授。」

杉三「あるぞ!駅の近くに確か、丸吉とかいうところが、、、。」

由紀夫「えっ、個人の不動産屋さんでは、仲介手数料とか高いんじゃないですかね。それよりも、ホームメイトみたいな、安いところはないですかね。」

杉三「そういうところはだめ!変にだまされちゃうことも多いから、個人の不動産屋のほうが絶対いい。家は、仕事場にもなるわけだから、立地条件とか、日当たりとか、そういうことはちゃんと考えないといけないの。安いからと言って、簡単にきめてはいけない。よし、今から、丸吉まで行ってくるか!」

由紀夫「えっ、もうですか?」

杉三「当り前だ。こういうことは急いだほうがいいんだよ。もしかしたら、良いところが、取られているかもしれないでしょうが。」

懍「そうですね。まもなく春になったら、学生が下宿を求めることが多くなりますから、確かに早くしたほうがいいかもしれないですね。」

水穂「これは杉ちゃんのいうとおりにしたほうがいいと思いますよ。それに丸吉は、口コミサイトでも、良い不動産屋として、評判ですし。」

藤吉郎「そうだよ。」

由紀夫「わかりました。緊張するけど行ってきます。どこにあるんですか、その会社。」

懍「ここからだと、車で15分くらいですかね。会社と言っても、本当に小規模な会社ですけどね。」

水穂「でも、丁寧にしてくれるみたいですから、損はないと思います。」

杉三「よし、タクシーのおじさんに連れて行ってもらうか。」

水穂「じゃあ、タクシー会社に電話してきます。」

懍「お願いしますね。」

水穂「はい。」

と、スマートフォンを取り出し、電話をかける。

数分後、タクシーがやってくる。


有限会社丸吉不動産と書いてある、看板の前にタクシーが止まる。

丸吉「いらっしゃいませ。」

杉三「こんにちは、丸吉社長。ちょっとね、部屋を探しているんだけど。」

丸吉「あ、車いすの方ですか?」

杉三「住むのは、僕じゃないよ。彼だよ。」

丸吉「失礼しました。そちらの方ね。じゃあ、これを書いていただいてもいいですかね。どうぞおかけください。」

と、一枚書類を差し出す。

由紀夫「はい、わかりました。お借りします。」

と、用意された椅子に座る。

丸吉「こちらをどうぞ。」

ボールペンを彼に手渡す。由紀夫は急いで必要事項に書き込んで、書類を渡す。

丸吉「えーと、佐藤由紀夫さんね。職業は、」

杉三「和裁屋。」

丸吉「へえ、珍しい仕事されてますね。」

杉三「珍しいじゃなくて、すごい仕事だと言ってくれ。」

丸吉「じゃあ、貸店舗をご希望ですかね?」

由紀夫「いえ、自宅を探しております。」

丸吉「わかりました。じゃあですね、まず希望する場所を聞かなければ。」

由紀夫「まあ、富士市内で、富士駅に近いところであればどこでも。」

杉三「それじゃだめ!せめて五分くらいのところで。」

丸吉「わかりました。じゃあ、間取りは?」

由紀夫「あ、たいして家賃も払えないので、ワンルームで十分です。」

杉三「だめだめ、仕事場と材料置き場と、寝室とは別にしなきゃ。少なくとも、三つは部屋がほしいところだ。」

丸吉「じゃあ、3DKくらいが妥当でしょうかね。」

杉三「まあ、横文字は全く理解できないが、三つは部屋がほしい。あと、日当たりが良くて、食料が買える、スーパーマーケットがすぐ近くにあるところ!」

由紀夫「杉ちゃん、そんなところは、家賃が高すぎて払えないよ。」

杉三「だめ、仕事場は、人生がかかわるよ。いいところを探さなきゃ。」

藤吉郎「それがいい。」

由紀夫「でもですねえ、、、。お金のあるなしはありますし、、、。」

杉三「でも、衣食住は、一番大事なことだから、少しくらい贅沢してもいいんじゃない?」

丸吉「あのですね、佐藤さん、実際のところ予算はどのくらいなんですか?」

杉三「そうだあな、僕は、こういう計算はできないからなあ。」

丸吉「佐藤さんに聞いているんです。」

由紀夫「ああ、あの、、、。もし、これだけしか出せないと言っても、怒らないでくださいよ。こんな額で、とても3DKの物件なんかないと思いますから、もしなかったら、ワンルームに戻してくださいね。」

杉三「もったいぶらないで、言ってみな。青柳教授の話では、五、六万でいい暮らしができると言っていたけど。」

由紀夫「そうですね、管理費込みで三万、、、高くて四万程度かな。こんな額で、3DKの物件なんかどこにもありませんよね。」

丸吉「いや、ありますよ。ちょうどいいのが。」

杉三「えっ、ある!?」

由紀夫「あるんですか!」

丸吉「はい。ございます。しかも、ここからそんなに遠くありませんので、見に行くことも可能です。」

藤吉郎「よかったね。」

杉三「よし、行ってみようぜ!そこへ!」

由紀夫「あの、失礼ですが、そこは家賃は一体何円で?」

杉三「そればっかり口にしてる!変な奴だと思われるぞ。」

由紀夫「いやあ、どうしても知りたくて、、、。」

丸吉「いいですよ、そこを気にするお客さんは多いですからね。じゃあ、教えますよ。管理費も合わせて、三万三千円です。どうでしょうか?」

杉三「安いのか。」

由紀夫「ほ、本当にその額でいいんですか。じゃあ、間取りは、、、?」

丸吉「はい、3DKです。」

杉三「つまり、仕事場と、材料置き場と、寝室とは、確保できる?」

丸吉「はい、勿論です。立地条件も、駅から、急いで歩けば五分くらいで行けますよ。」

杉三「普通に歩けば?」

丸吉「そうですね、7、8分くらいかな。」

杉三「じゃあ、近くに食べ物を確保するところはある?」

丸吉「はい、歩いて五分くらいで、スーパーマーケットまで行けますよ。」

杉三「病院とかは?風邪を引いたら困るだろ?」

丸吉「はい、木村病院もあります。」

杉三「なるほど!あとは、外壁とか周りの環境の問題だな。そればかりは実際に見てみないと何とも言えないから、今からみにいこうぜ!」

由紀夫「本当にいいんでしょうか。大丈夫かな。」

藤吉郎「大丈夫。」

丸吉「わかりました。じゃあ、皆さんで行ってみましょうか。今車を出してきますので、しばらくお待ちください。」

杉三「ありがとう!」

藤吉郎「よろしく。」


ある、立派な鉄骨のマンション。その前で、丸吉不動産の車は止まる。

丸吉「はい、ここですよ。この、マンションです。木の葉マンション。」

杉三たちは、丸吉に手伝ってもらって車を降りる。

杉三「どれがそのマンションだって?」

丸吉「これです。そこに、木の葉マンションと書いてありますでしょ。」

杉三「悪いけど、僕は文字を読めないんだよ。」

丸吉「あれですよ。ほら、あそこに、木の葉マンションと。」

杉三「だから、読めないの!じゃあ、僕でもわかるように、そのマンションの外壁なんかを教えてくれ。」

丸吉「わかりました。あの、壁がピンクのマンションです。四階建ての。それは、いくらなんでも見えますでしょう?」

藤吉郎「本当?」

丸吉「本当って、間違いなくあのマンションですが、、、。」

藤吉郎「静かだね。」

丸吉「はい、この辺りはまだ、静かな住宅街ですからね。安心して暮らせますよ。」

藤吉郎「違うよ。」

丸吉「違う?何がです?」

杉三「だって、いくらなんでも新しすぎるじゃないか。それが、安くていいもんかな。家賃は、少なめにして、他の費用をやたら高くして、儲けようと思ってるんじゃないの?違う?」

丸吉「私どもは、そんなことはしたことありませんがね。それに、家賃の設定は、大家さんがすることで、私どもがすることじゃありませんからねえ。」

杉三「じゃあ、大家さんに聞いてみて。なんでこんな立派なマンションなのに、こんなに安いのか。もしかしたら、何かトリックがあるんじゃないの?」

丸吉「トリックなんてありませんよ。ここの大家さんは、そのようなことは一切しておりません。」

杉三「だってさ、このマンション、あまりにも住んでる人が少なすぎる。その証拠に、洗濯物が出ている部屋が、二つか三つくらいしかないじゃん。きっと、何かトリックがあるんだぜ。たくさんの人が住んでれば、いいマンションだってわかるけどさ、こんなべらぼうにでかいマンションで、二つか三つくらいしか人が住んでいないのはどうもおかしいと思わないか?」

丸吉「ああ、昨年に、立て直したばっかりで、まだ入居者も少ないんでしょう。」

杉三「それじゃあ、なおさらおかしいなあ。立て直したばっかりのマンションなら、いろんな人が飛びついてくるはずなんだけどなあ。それに、人気があれば、家賃だって高いはずだ。いいか、住むところってのは、住んでる人の人生がかかるんだからね、もっと、慎重に情報提供するべきじゃないのか。」

丸吉「もう、何回も言いますが、このマンションは、ごく普通の賃貸マンションで、何もトリックなんかありませんよ。」

由紀夫「杉ちゃん、いろいろ心配してくれるのはありがたいんですが、きっと、このようなラッキーなマンションは、二度と見つからないと思いますから、契約しますよ。」

丸吉「契約してくれるんですか!」

杉三「よせ!絶対このマンションは裏がある!」

由紀夫「だって杉ちゃん、このマンションより立地条件もよく、家賃も安いマンションってないと思うぞ。」

杉三「いや、ここはやめたほうがいい。必ず何かあるぞ。」

由紀夫「じゃあ、ここの次に安いマンションっていくらくらいでしょう?」

丸吉「えーと、このエリアですと、4万は越します。それに、3DKのマンションは、少なくとも5万はするのではないでしょうか。」

由紀夫「ほら、ここしかないじゃないか。もういいですよ。契約しますよ。だって、他に何もないんなら、そうするしかないじゃないですか。」

杉三「せめて、部屋を見せてもらってからにしたら?」

由紀夫「杉ちゃん、マンションの部屋配置なんて大体想像できるから、もう見なくても大体わかりますよ。じゃあ、契約させていただきますので、よろしくお願いします。」

丸吉「わかりました。一度店に戻っていただいて、契約用紙に記入していただきます。」

由紀夫「はい、わかりました。」

丸吉「では、また車に戻っていただきます。」

と、車に戻っていく丸吉と由紀夫。

杉三「あーあ、とうとう、契約しちゃった、、、。」

無視して車に向かう由紀夫。

周りは、住宅街というより、借家が多い地域なのだろうか、同じ形をした住居がいくつか並んでいた。

藤吉郎「杉ちゃん。」

杉三「なんだ。」

藤吉郎「あれ。」

と、その住居の一つを顎で示す。

杉三「あれがどうしたんだよ。」

藤吉郎「なんだろうね。」

杉三「へえ、犬でも飼っているのかなあ。」

藤吉郎「違うよ。」

由紀夫「ほら、二人とも、店に戻らないと!」

杉三「まずい、急げ!」

二人は、由紀夫の計らいで車に乗り込んだ。車は重たそうにエンジンをかけて、走っていった。
















  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る