第3話

クラス中の子が一斉に私を見る。

「僕は如月 透馬です」

透馬が自己紹介をする。先生は驚きながら言う。

「如月くんは加賀さんの後ろに席に座ってください」

透馬は自分の席に座る。

「朝はこれで終わりです。解散」

先生が言うと同時に教室がざわつく。

「二人はどういう関係で?」

桃菜が言う。すると透馬がいう。

「バスケをしていた仲だよ。麗奈、バスケ上手いんだよね〜」

そしたら周りに人が集まって来て

「そういえば二人、身長高いよね〜」

「何センチ?」

すると透馬が答えた。

「俺は185センチ」

私も答えないといけない感じになる。

「私は170センチ」

しょうがないから答えた。

「すげー」

盛り上がっていると1限の先生がきた。皆んな、準備をするためにロッカーに荷物を取りに行った。とりあえず、質問ざんまいから解放された。怖いのは昼休みだ。


  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る