第4話
「じゃあ、ここ復習しとけよ」
4限目が終わった。ああ、怖い怖いお昼休み。食堂へ逃げよう。
そう思って4限目に使った物をロッカーにかたずけて、財布をとって食堂へ走って行った。
「おーい麗奈、こっちこっち」
透馬がこっちを呼ぶ。無視無視。すると透馬が来て言う。
「ちょっとは、かまってよ」
こいつはバカ?いや、天然というバカだ。
「あのねえ、私は貴方と変な誤解を招かないように皆んなから逃げてんの」
言うだけ言った。まだ透馬は頭の上に?マークをつけている。
「え、何で逃げてんの?」
ああ、バカだ、完全にバカだ。返答に困っていると
「それは〜私と〜話しましょ〜」
桃菜が来た。救世主。
「ありがとう、桃菜」
私がいうと
「いやいや、私も聞きたいことあるし。麗奈は麗奈でガンバって」
ガンバって?桃菜は何をいっている。方向転換をするべく、後ろを見るとクラスの女子が・・・ そういうことか。とりあえず 逃げるよ〜
猛ダッシュ。逃げまくった。
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