大変勉強になりましたm(__)m奥が深いと言いますか、キャラクター造形はこれだから侮れないと思いました。
勉強をさせていただいたお礼に、一つ公募の裏技を。
恥ずかしい、嬉しい、悲しいといった表現を、使わずに五感の積み重ねで表現するというのがあります。要するに、顔が熱くなるのを感じた、みたいに書くパターンです。これを随所に入れると際立ちが違います。最後に恥ずかしいと感じたのを、恥ずかしいと使わずに五感で表現したらどうなるか?と考えたら面白いかもしれませんね(^-^)
意外とチェックされるポイントでもありますので、頭の隅、ひまわりマジックの10000分の1くらいに留めていただけたらと思います(^-^)
作者からの返信
塾長!!
こちらのコメントへの返信をしそびれておりまして本当にすみませんっっ💦💦💦(スライディング土下座)
忙しい中でお目を通してくださりありがとうございました!
奈名瀬さまのコメントがキャラ造形のご参考になれば私としても嬉しく思います(*^_^*)
そして、貴重なアドバイスをありがとうございます!!
直接的な言い回しを避けた方がいいというのは聞いたことがあるのですが、やはり無意識に使ってしまってますね💦
書く時や推敲の際のチェックポイントとして、改めて意識してみたいと思います( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )
編集済
企画への参加ありがとうございます!
さっそく読ませていただきました。
が、これは読んでいて判断に迷いました!
紫さんは私から見て完成されたヒロインで、この物語も短編としてよく出来ていました。
ですが、だからこそ『ツンデレ』と相性の悪い部分があったかなと感じました。
まず、最初に感じたのは紫さんがどちらかといえば『デレツン』に近い部類の女の子かなというものです。
相手からの好意があることを自覚した上で、自らの支配欲求を満たす彼女は個人的なツンデレとは少しずれる部分があるかなと感じました。
しかし、私の思う『ツンデレポイント』もいくつかしっかりと押さえられていて、そこがさらに読んでいて頭を悩まされました。
では、個人的な感想になりますが、お付き合いいただければ幸いです。
まずは紫さんに感じた3つの『ツンデレポイント』です。
(1)『好きじゃない』と明言する。
ヒロインが主人公のことを『好きじゃない』と明言する。
これはなかなかのツンデレポイントです。
重要なのは『嫌い』と明言させずに主人公への好意の低さをアピールできることです。
(2)部分的な許容による好意。(紫さんの場合、メガネが好き)
これは、相手のことが好きだと認められないヒロインがある種の『条件』をつけることで、自分の中にある好意を正当化できるマジックワードです。
紫さんの場合は『メガネ』でしたね。
自分は彼の眼鏡が好きなのであって、彼自身が好きなのではない。
そんな読者にしたら『バレバレ』の好意を、本人にとっては隠すことができる手法が見受けられました。
(3)相手役である桐谷くんの性格、存在。
ツンデレヒロインを魅力的に見せるには相手役が不可欠です。
ツンデレヒロインの行動を許容出来たり、優しく包み込んだり、あるいはその真逆で対抗することで『喧嘩ップル』として互いの関係を昇華させたり……。
今回の作品はその前者。
桐谷君は相手の行動を許す方の相手役に分類できるかと思います。
相手が素直になれるまでの時間を待ってあげたり、行動を急かさず喧嘩にならない。
ヒロインのツンからデレに変わるまでの瞬間を待てる相手役というのはツンデレにとって良い存在です。
桐谷君は、紫さんのわがままに付き合い、彼女の本心を知らないまま『デレ』に見える反応を誘い出したので良い相手役だと思います。
と、まずはツンデレ要素と思える部分を抜き出させていただきました。
しかし、ここからは個人的に、紫さんには「ちょっとツンデレとは違うかなぁ」と思える部分を書かせていただきます。
まず、一番最初は『好意が見えにくい』という部分です。
作者様のタグにも「彼女の真意はどこにあるでしょう」とあります。
これは『紫さんの好意を曖昧にし、完全に明言しないことで読者を読ませる』短編ならば正解といえる手法だと思います。
私も、そこが気になって読んでいたので、これは作者様の力であり、短編としての一つの正解です。
ですが、これはツンデレとは少し相性が悪い部分があるというのが私の考えです。
ツンデレは相手を『好きだ』と、明言しなくても『好意がある』という部分を確定的に読者へにおわせないとムズカシイ立ち位置のキャラクターになってしまいます。
そして、今回紫さんはツンデレとしては難しい問題に直面していると感じました。
それは、彼女の好意、心情の多様性と曖昧さです。
紫さんは作中で、桐谷君への想いを二転三転させます。
冒頭での「好きじゃない」という明言があります。
ですが、直後に彼女は『彼のメガネが好きだ』という条件的な好意の表明をします。
しかも、この時に彼女は。
「桐谷君はあの眼鏡じゃなきゃだめ!」
というセリフを言います。
このセリフはストレートに彼女の『わがまま』と取ることもできますが、重要なのは『桐谷君は』の部分です。
この一文があることで、読者の中に。
・紫さんは桐谷君の「あのメガネ」が好き。
・紫さんは実は、「あのメガネをした桐谷君」が好き。
という含みのある二つの認識が生じるのではないでしょうか。
また。
「嫌! あのメガネ以上に桐谷君が桐谷君らしく見えるメガネなんてないんだからっ――」
というセリフも。
『あのメガネだから私は君を好きだということにできるのに、そうじゃなくなると困る』
という隠された好意をにおわせることもできます。
が!
本文を読み進むと、さらに急変がありました。
なんと、紫さん「ホントはメガネなんてどうでもいい。」と言い出すんです。
これが『本音』なのか『建前』なのかがまたわかりにくい。
短編としてはおそらくこのわかりにくさは大成功なのですが……。
そして、さらに物語を読み進めるとまた新たな彼女の側面が登場しました。
彼の困惑姿に愉悦を覚える。
という側面です。
すると。この作品を読んでいて、私の中で紫さんは『自分への好意を利用した、支配欲求の強い女王様』になってしまいました。
こうなると、もはやツンデレとは少し離れたキャラクター象になる感がいなめません。
つまり、この短い作品の中で。
・桐谷君が好きじゃない紫。
・桐谷君のメガネが好きな紫。
・「あの」メガネをかけた桐谷君じゃないとダメな紫。
・本当は『メガネ』なんてどうでもいい紫。
・自分の行動、わがままに困惑し、その姿に愉悦を感じるから交際を受けた紫。
という複数の紫さんが出てきます。
さらに、終盤では紫さん自身が。
『彼のメガネが好き。その程度の好意を持つ相手が私には丁度いいのだ。』
と、中盤で言った「桐谷君のメガネを好きじゃない自分」を否定したりもします。
このせい――そして、このおかげで彼女の『ツンデレ』としての側面は曖昧になり、短編として読者を引き付けられる『好意の見えない』キャラクターになったのだと思います。
が、やはりこれはツンデレと相性が悪い!
あくまで一例になりますが。
『ツンデレ』は相手役へ好意を見せず、しかしその好意はあると読者に確信させ、なおかつ読者と相手役に自分の好意をにおわせるのが一つの様式美です。
一番わかりやすい例えだと『好きな相手に「義理だから」と義理であることを強調しながら、バレンタインチョコを渡す』といったところでしょうか。
相手役への好意をはっきりと見せず、しかし『バレンタイン』というイベントに参加していることで読者に好意を確信させ、その上で読者と相手の双方にツンデレの好意を伝える。
この一つの様式美が、紫さんは破綻してしまっています。
相手への好意、気持ちが本人の中だけでなく、それを読む読者にとってもブレブレになっているのです。
また、このキャラクターがツンデレではない理由として。
彼女はどっちかというと「デレツン」
あるいは、単純に「支配欲求の強い女の子」
なのでは? という感想を抱きました。
一つ目。
紫さんが「デレツン」ではないかという感想は、桐谷君がメガネを女の子と一緒に選ぶのを見た後の反応です。
彼女は桐谷君に「浮気をした」と詰め寄る最中。
『今ならどんな罵詈雑言をいっても許される』
という、彼の好意を前提にした一種の『甘え』ともとれるわがままを口にしています。
これを私は暗に『彼女のデレ』であると捉えました。
『デレ』とは相手に好意を伝えるばかりではなく、相手に『甘える』『頼る』ひいては『関わる』という部分ですら『デレ』になります。
自分から関わりを望むというのが既に『デレ』なのです。
紫さんはそこの部分が見えにくい『工夫』を作者様によって施されていると思うのですが。
『己の愉悦を満たす為』とはいえ、相手に関わることを選んだ紫さんは一種のデレツン。
『デレ』=(彼ならば受け止めてくれる、いじめられるという一種の甘え的な思考)
『ツン』=(上記の理由のためにあたりがきつくなる)
ではないかと思います。
もう一つの支配欲の強い女の子というのは言葉通りの意味です。
自らの愉悦のために、またスクールカーストで自分より上の立場にいる優しい男の子を支配している。
この状態に喜ぶ女の子の側面が後半強くなったように読めたので。
ここにくると、彼女には『ツンデレ』の要素が一気に少なくなります。
もちろん、支配欲の強い女の子や束縛が激しい女の子にも『ツンデレ』を当てはめることは可能です。
ですが、紫さんの場合は自らの序盤~中盤での言動が、彼女の中から『ツンデレ』らしさを消している節があると感じました。
そして最後に二点。
〇ここはただ単に引っかかってしまった私の完全に主観の話なので申し訳ないのですが。
桐谷君が
「はいはい。どんだけツンデレだよ、もお」
と、紫さんに聞かせます。
ここは純粋なマイナスポイントです。
作者がキャラクターを『ツンデレ』として意識して書くことに問題ありませんが、それをキャラクターに言わせたり、本文で明言することで一気に陳腐化します。
紫さんの場合。
彼女は「スクールカーストで彼氏よりも下位にいながらその子と付き合い、彼の優しさなどではなくその『メガネ』が好きと主張し、本心がわからない、つかみどころのない、時折乱暴な女王様のように振る舞う素直に好意を表せられない女性。
という、個性を持っています。(と、勝手に読み取りました)
ですが、そんな彼女を作中で桐谷君は『ツンデレ』という四文字にハメてしまっています。
これはただたんにもったいないです。
おそらくですが、紫さんの魅力は『ツンデレ』の四文字の枠に該当しません。
せめて桐谷君には「素直じゃないな」とか「君は本心を少しも言ってくれないから」くらいのセリフを言わせてあげてほしかったです。
〇そしてもう一点。
終盤。
抱きしめられたまま後頭部をぽんぽんと撫でられて、鬼の首を取ったように息巻いていた自分が急に恥ずかしくなった。
と、紫さんの心情がありますが……これは、なぜ恥ずかしくなったのかがよくわかりませんでした。
いえ、なんとなく察せるのですが……。
ここでの恥ずかしくなったのには。
・単に抱きしめられて恥ずかしかった。
・ふと我に返ってわめいていた自分自身にバツの悪さを感じた。
という、自分の行動を恥じた場合と、相手にされた行為が恥ずかしかった場合。
二通りに取ることができてややこしいと感じました。
そして、最後の一言で紫さんは『恥ずかしくなった自分』という側面を新たに読者に見せてくれますが、こうなるとこれまでに出て来た彼女のどれが本心やら大混乱です。
〇以下、まとめ〇
この作品は短編としてとても上手く、作者様のやりたいことが成功していると思います。
読者は桐谷君のメガネが好きな紫さんに興味をひかれ、また彼女の真意がどこにあるのか気になって物語を読み進める。
気付けば最後まで読んでしまい、『彼女の本心はどこにあるんだろう? 桐谷君が好きなのかな? それとも……』と、作者様の術中です。
ですが、やはり個人的には彼女は『ツンデレ』とは相性が悪い……。
きつくあたり、相手役の子に支配的に振る舞うばかりが『ツン』というのはもったいないです。
紫さんをよりツンデレにするなら。
「あのメガネじゃなきゃだめなのに……」とヒステリーを抑え気味に言わせたり。
「捨てるなら、その前に私に言ってくれても良かったじゃない。私が君のメガネ好きなこと知ってたでしょ?」と、拗ねさせたり。
支配欲求を前面に出しながらも、
「桐谷君が、(スクールカースとの上位)桐谷君じゃなかったとしても、私は一緒にいてあげるよ。だって、私はあなたのメガネが好きだからね」
的なセリフでデレさせればよりツンデレらしくなったかと思います。
と、長々と『桐谷君のメガネ』本編よりも長い感想を書いてしまい申し訳ないですが。
改めて企画への参加ありがとうございました。
作品は楽しく読ませていただいたことをここで明言させていただきます!
まだ参加作品が少ない当企画ですが、結果の時までしばらくお待ちください。m(_ _)m
作者からの返信
この度は企画に参加させていただいた上に自作を丁寧に読み込んでくださり、その上大変勉強になるご講評を貴重なお時間を割いて書いて下さり本当にありがとうございます。
奈名瀬様のツンデレへの造詣の深さにただただ畏れ入ると共に、ツンデレの完成された様式美の奥深さを前に自分のツンデレに対する認識が浅薄であったことを恥じ入っております。
正直にお話しますと、この短編は元々ツンデレをテーマに書いたものではございません。
以前開催された自主企画的なイベントのために書いたものなのですが、そのイベントのお題が「不道徳な恋愛」というものでした。
そのため、紫のキャラクターを不道徳な女としたのですが、オチをつけるにあたり、彼女の心情なり態度なりに変化をつけ、桐谷君への好意を少なからず自覚させることにしました。
なので、ご指摘のとおり、前半は本人も彼への好意を認めておらず、好意を意識しての「ツン」ではないことになります(好きなことを認めた上での「ツン」では不道徳というテーマとして弱かったので)
好きだという自覚のない相手を困らせたり、スクールカースト上位の彼を従えていることで感じる愉悦、この辺りで不道徳さを出すことが目的でした。
ですので、奈名瀬様のご指摘はごもっともであり、「ツン」の定型についても非常に納得いたしました。
人の好い桐谷君はそんな紫の心の内を知らず、自分への好意がありながらも意地悪をしてる「ツンデレ」であると誤解している、だからこそ紫の言動を愛情表現だとして受け入れることができている、その点を強調するために「どんだけツンデレなんだよ」と彼に言わせたのですが、ツンデレを前面に押し出す場合にはそのセリフが逆効果であることも再認識いたしました。
また、私自身としましては、彼女がツンデレになったのは、桐谷君への好意をはっきりと自覚した終盤だと考えております。
「あのメガネじゃなきゃ意味がないけど、今度の週末はメガネ選びに付き合ってあげる。メガネないと困るだろうから仕方なくだけどねっ」
(実際の台詞とは異なりますが)この台詞こそ、それまではただの嫌な女であった彼女がツンデレキャラに変わった瞬間なのだと考えます。
ツンデレを堪能したい方には物足りなかったり消化不良になる展開であったことをご指摘いただいたことで気づかせていただきました。
そして、既存作の僅かな要素で判断して軽い気持ちで参加したことで、奈名瀬様に消化不良を起こさせてしまったとしたら本当に申し訳なく思っております。
然しながら、自分としてはツンデレについて非常に有意義なご意見をいただくことができ、企画に参加させていただけたことで自分の糧になるものを発見させていただきました。
詳細な分析やご感想をいただけたことに心から感謝し、今後のキャラやストーリーの造形に生かさせていただきたいと思っております。
ありがとうございました!
かわいいいいいい……!!!!(〃▽〃)
不道徳な恋というテーマからこの発想はなかったです…! クラス内カーストが自分よりも上位の彼を従えているという愉悦…! なるほどそうきたか…もうそこからして、ほほえましくて可愛い、、、(*'ω'*)
今後も文句を垂れつつなんだかんだどこまでも朗らかで誠実で真っ直ぐな彼にほだされちゃう紫ちゃんを想像して、勝手ににやけました。ふふふ(*´▽`*)
作者からの返信
ありがとうございます\(*´▽`*)/✨
意地の悪さ=不道徳としてみました(バトルでは趣旨にそぐわず浮きまくりでしたが。笑)
きっとこれからも紫は桐谷君の優しさには勝てないんでしょうね(o´艸`)
こんばんは。^^。
私、個人的にメガネ萌えといいますか、メガネ属性がありまして、タイトルからして惹かれました。
読ませられてしまう筆力に、感服いたします。
そして、桐谷君は、あたたかい人柄で、紫さんを包んでいるところに特に好感を持ちました。
最後もほっかほかですよ。(^▽^)。
作者からの返信
こゆきさん、この度はお立ち寄りくださりありがとうございます(*^_^*)
こゆきさんも佐月さんと同じくメガネ萌えですか✨
メガネ男子というだけでなくとても優しい男の子である桐谷君の魅力が伝わっていたなら嬉しいです!
とっても素敵なレビューまでくださり、本当にありがとうございました(❁´ω`❁)