第12話 詩

絵を描いたり

詩を書いたり


ほんのひと文字から、広がる世界があって


どんどん膨らんで


時間も過ぎるのも忘れて書き続けてたら


たくさんの想い出が、詩[うた]になってて


ひとつずつに絵をつけて


こんなにたくさんの気持ちを私は持ってたのね


ビックリ箱が開くかのように

パーンと弾けて


私のパンドラの箱


出し続ける

まだかける


どこかで、見付けてみてね

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