『夢のゆりかご』シリーズ公開に向けた資料集

ジャンル確定に向けた途中報告(2)

　こんばんは、月影 夏樹です。数週間前から始めた『次回作のジャンル・テーマは何！？』も、読者さまや知人らの応援のおかげで、無事報告することが出来ます。第2回目の報告結果は、下記の通りです。

　　　　　　　『次回作に向けた、作品発表における流れ(第2回)』

1位……現代ドラマ(ヒューマンドラマ) 14票(前回 1位)

2位……SF 12票(前回 2位)

3位……歴史小説 10票(前回 4位)

4位……ホラー 8票(前回 5位)

5位……ミステリー 5票(前回 3位)

6位……ファンタジー小説 3票(前回 5位)

7位……アクション 1票(前回 6位)

7位……詩の世界観をイメージした、短編集 1票(前回 6位)

　大きな変化の流れとして、前回3位だった「ミステリー」が5位に下がりました。逆に前回4位だった「歴史小説」が3位・前回5位だった「ホラー」が4位に上がりました。特に前回までの「歴史小説」4票という記録が、第2回目に一気に10票と増えたことに、私も驚いております。同時にジャンル「ホラー」についても、ミステリーを抜いて4位になっています。

　詳しい内容について説明していくと、「歴史小説」については戦国時代～江戸時代に活躍した武将をモデルにして、“1つ話を書いて欲しい”という意見が多かったです。それも具体的なアドバイスが多く、“この間テレビで放送した時代劇SP『眠狂四朗 The Final』のような作品はどうか？”というご意見をいただきました。

　私もリアルタイムで『眠狂四朗 The Final』を観ましたが、純粋に面白かったと言える作品だと思います。また主役を演じた田村 正和さんをテレビで拝見出来たことも、ファンとしてとても嬉しかったです。終盤の「円月殺法」による対決は、まさに見どころの1つだったと思います。

　この間放送したばかりということもあり、「歴史小説」をという声が急激に増えたのではないでしょうか？　また「歴史小説」に決定した場合には、舞台は十中八九「日本」になります。

　そして4位にランクインした「ホラー」についてですが、一部の票についてはジャンル「SF」ともかぶる内容となっています。正確には「SFホラー」というジャンルで、アドバイスをいただきました。なので該当する票については、「SF」「ホラー」の両方に加算させています。

　最初に「SFホラー」について説明していくと、「エイリアン」シリーズを希望するという意見が多かったです。色んなシリーズがございますが、今回私が説明する「エイリアン」は、ハリウッド女優 シガニー・ウィーバーさんが出演している映画となります。

　未知の生物に襲われる人間の恐怖を描いたストーリーという形になり、主人公たちがその危機に直面するような内容です。このテーマで話を書く場合においては、舞台は「宇宙船の中」「人が定住していると仮定した惑星やコロニー」もしくは「実在する国の中心都市(ニューヨークやロンドンなど)」になるかと思います。

　このような形で作品を作る場合には、「歴史小説」とは逆に、舞台は日本にはならないと思います。その点はご了承ください。

　純粋に「ホラー」を求める声も多く、目立った意見が「自然災害」をテーマにした「パニックホラー」です。台風・地震らによって被害が出た被災地や都市を舞台に、人々の様子や救出劇を描く内容となります。最近日本ではこういった自然災害が多いことから、割とイメージしやすいジャンルではないでしょうか？

　そして「現代ドラマ」が良いという意見も2つあり、いずれも前作『命の天秤』の続編を希望する内容でした。私の中では続編を書く予定はなかっただけに、この声を聞いて耳を疑いました。読者さま・知人らという範囲の中ではありますが、『命の天秤』という作品がしっかりと認識されていたことが、私にはとても嬉しかったのです。

　内容についても詳しく述べてくれたものが多く、双方とも主人公 高村 香澄ちゃんによる「心のケア」を行うというストーリーとなります。さらにテーマについても調べていてくれたようで、「多重人格」「被害妄想」「統合失調症」「社会不安障害」などがありました。

　作品の舞台についてもアドバイスをいただき、“香澄ちゃん(主人公)はアメリカの大学を卒業したのだから、新作の舞台も同じほうが良い”“日本を舞台にすると、どうしても活動範囲が狭くなるのでは？”という形で、とても具体的にアドバイスをしていだきました。

　さらに登場人物についても、一部変更した方が良いというアドバイスもありました。主人公はもちろん 高村 香澄ちゃんですが、意見があったのは、彼女のルームメイト兼親友のマーガレット・バートン(以下メグ)らの登場についての内容です。

　メグちゃんたちまでストーリーに深く関連させると、話がマンネリ化してしまう可能性があります。そうならないように、“登場させる場合においても、物語に深く関連付けない”というアドバイスがありました。

　私自身香澄ちゃんとメグちゃんのコンビは必須と考えていただけに、このようなアドバイスをいただけたことに、むしろ感謝しています。

　以上が『第2回 ジャンル確定に向けたテーマは何！？』における、重大発表となります。「現代ドラマ(『命の天秤』の続編)」「SF」「歴史小説」「ホラー」が上位にランクインしており、来週結果発表を行う予定の『第3回 ジャンル確定に向けたテーマは何！？』結果次第では、順位がさらに変わるかもしれません。

　まだまだアドバイス・ご意見を募集しておりますので、今後ともよろしくお願い致します。

　最後までお読みいただき、ありがとうございました！