到達した階段の先へ編
19. 考えるより感じろ
今現代、人間にも様々な振り分けがされる。
「健常者、障がい者」は、一番分かりやすいものではないだろうか。
更にはその「障がい者」にも、ちゃんとした振り分けがある。
身体障害者福祉法では、
「視覚障害」
「聴覚・平衡機能障害」
「音声・言語・そしゃく機能障害」
「肢体不自由」
「内臓機能などの疾患による内部障害」
の5種類がある。
そして。
疾患名では、上げきれないほどに様々な疾患の名がある。
ためしに調べると。
「アルツハイマー病」
「血管性認知症」
「レビー小体型認知症」
「せん妄」
「アルコール中毒」
「カフェイン中毒」
「麻薬中毒」
「統合失調症」
「うつ病」
「パニック障害」
「自閉症」
「アスペルガー症候群」
「PTSD」
「ADHD」
「双極性障害」
「強迫性障害」
「適応障害」
「解離性障害」
「摂食障害」
「睡眠障害」
「性同一性障害」
「知的障害」
「発達障害」
「チック障害」
「薬物中毒」
「依存症」
「アルコール依存症」
「ギャンブル依存症」
「パーソナリティー障害」
「ひきこもり」
「過食症」
「学習障害」
「器質性精神障害」
「急性ストレス障害」
「拒食症」
「自閉症スペクトラム障害」
「産褥精神病」
「術後精神病」
「症状性精神障害」
「心気症」
「前頭側頭型認知症」
「認知症」
「薬物依存症」
「離人症性障害」
「老年期うつ病」
「老年期精神病」
「トゥレット症候群」
「不安神経症」
「薬物依存」
……自分でも驚いた。こんなにあるとまでは。
気になった項目は、是非ともご自分で確かめていただきたい。
そして、「きょうだい児」
きょうだい児とは、障がいや病気をもった子の兄弟姉妹のことだ。
さて、ここまできて何だが。
どの疾患を抱えていても、最終的には、「人間」であることに変わりはなくて。
そこを、見誤ったり、忘れてはいけないような気がする。
完全な「平等」はできないのはわかる。けれども。
「困ってる人がいたら、手を差し伸べてあげましょう」
学校で、そうは習わなかっただろうか。
「福祉」は、その延長線上にあるようにも思える。
「落ち込んでるひとには、元気をあげましょう」
スポーツも、その役割をどこまでか担っていると思う。
「この障がい者(ひと)には、どういう対応が良いのか」
そんなことは、考えるより感じろ!
当たって砕ける勢いでいいから、まずは相手と向き合うのだ。
コミュニケーションなんて、そんなものだと思う。
もしそれで、不快な思いをさせたら、素直に謝る。悪気はなかったのだと。
そもそも。私たち人間は、いろんなことを考えすぎて、相手の種類を創りすぎている部分があるのではないか。
それを「悪い」とは言わないが。
眼で見て、耳で聞き、心で考えて、口で言葉にする。
資料を見ただけでは、解らない世界が、そこにあるのだ。
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