第176話 犬? 狼さん? の親子を、おじさんは助けます(7)

 う~ん、でも~? それも~? 致し方がないとは思う~?


 だって~? 言葉口調こそ、『僕~、僕~』仕様の舞君ではあるのだが~。彼女達カマエル族は、家のカミさんのエリカを筆頭に、娘のレイや~。今儂が邪な思いで戯れている舞君を見ればわかる通りで、エルフやダークエルフのような、可愛くて大きな笹耳を持ち──。自身の背には、天使のような羽を持つ──。戦姫達ばかりだから、本当に可愛いし。あちらの方も本当に激しくて上手なのだよ~。


 と、儂は、嬉しそうにカマエル族のことを説明して話しを逸らしてしまったようだから~。話しを元に戻す事にする。


 まあ、とにかく、カマエルの少女達は、本当に可愛いのだ。


 だから儂は~。蔀の花である、初々しくて可愛い舞君の蔀を摘まんで抜き──。強引に花を咲かせてしまった。


 まあ、そう言った訳があるから。儂の舞は、こんなにも淫らな振る舞い……。自身の息遣いを『はぁ~、はぁ~』と荒々しくさせ──。『あっ、あん、あぁ~』と、官能的な声までも漏らしている最中でね~。





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