第167話 娘や三銃士との楽しいキャンプだったはず? (12)

 でッ、残りの二人……。


 シルフィー君と舞君なのだが?


「あああ~。もう~。私はやる気を無くしました~。王様とローラの二人で処理してくださいね~」


 まあ、シルフィー君は、儂とローラの関係……。様子を見て……と、言って。彼女の目には、儂とローラの様子が映るのかな?


 儂はちょっとばかり疑問?


 でも、まあ、儂のことは、取り敢えず置いておいてと……。


 まあ、こんな感じで、シルフィー君は大変に御機嫌斜めの御様子なのだ。


 だから儂等二人だけで敵を処理してくれと、遠回しに告げてきて、彼女はふてくされている。


 そしてもう一人の臣下……。


 賢く、王さま想いの舞君はと言うと?


「僕もシルフィーの意見に賛成です……。だから御二人でどうぞ~」と。


 シルフィー君の不満のある台詞に続くように、儂等二人に告げてくると。敵を無視した状態で、只今彼女が焼いているお肉を、紙の皿に入っている焼き肉のタレをつけながら。


 また彼女は、バーベキューを堪能し始めるのだよ。


 だから儂等六人は敵に囲まれ、絶対絶命の危機に落ちる。



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