第166話 娘や三銃士との楽しいキャンプだったはず? (11)
「あああ~。いい~。ローラさま~」と。
儂は歓喜──!
そして、昇天──!
日中では傍から見ても、真面に見ることすらできない様子……。
そう~、誰でも目を背けたくなるような、ローラの儂に対しての邪な残虐行為に対して歓喜を漏らしながら昇天を続ける。
敵が数十名程、漆黒の闇の中を儂等六人に悟られぬようにと、闇に紛れ忍び足でこちらに近づきつつあるのに。
儂はそれに気がついているのに、敵を無視しながら、バンパイヤレイジを堪能するのだ。
「あぁあああ~。ローラさま~。いい~。もっと~。もっと~。お願いします~」と。
ローラに嘆願しながら嬌声を漏らす。
「あああ~。知らない~」
「ウフ~」
まあ、家の姫さま二人は、父親の儂の様子を遠目から見ながら、相変わらずの御様子でね。
レイは、こんな感じで溜息交じりね。長女のさくらは何故か? 大変に嬉しそうなのだよ?
儂とローラとの関係に対して、大変に御満足な御様子なのだ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます