第160話 娘や三銃士との楽しいキャンプだったはず? (5)
儂の『ガブ~』と、咥えながらの。彼女の可愛い笹耳への囁きに対して。彼女はとうとう昇天──!
こんな甘い吐息と声色……。自身の身体を優艶にクネクネと動かしながら囁くように言葉を返してきたのだ。
でッ、そんな優艶な仕草のローラ君へと、儂はまた囁き、吐息をかけるのだよ。
『フゥ~』と、吐息をかけながら。
「ローラ君~? 今複数の人の足音が聞こえなかったか?」とね。
儂等二人を傍から見れば、夜間の監視を怠り──。官能的に戯れている男女二人に見えるようにと。敵を欺くように儂は装いながらローラ君の可愛い笹見へと、悪態行為を繰り返しながら囁き訊ねたのだ。
すると? 彼女の口からは、「えっ?」と言葉が漏れ──。
自身の顔色変えながら、金色の瞳を動かし始めたのだ。
特にダークエルフは、名の由来通りエルフとは違い。肌の色がグレーの色だから。ダークエルフと言う訳ではない。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます