第156話 娘や三銃士との楽しいキャンプだったはず? (1)

「王様~。本当にこのシャ○エ○センという名の物は美味しいですね~?」


 ボォ~としながら立ち棒気をしている儂にシルフィー君は、シャ○エ○センが大変に、歯ごたえがあり美味しい物だと訪ねてきたのだ。


 だから儂は、漆黒の暗闇の中ではあるが、周りが明るくなるような声色で。


「あああ~。そうか~? じゃ~。沢山お食べシルフィー君~」


 と、答えたのだ。


「はぁ~い! 分かりました~。王様~!」と。


 彼女は大変に御機嫌な様子で儂へと言葉を返してきたのだ。


 だから保護者の代理をしている儂は、心の中で『よかった~。よかった~』と、思うのだよ。


 でッ、儂がこんなことを思っていると。


「皇帝陛下~。シルフィーの言う通りですね~。僕もこのシャ○エ○セン~と呼ばれる食べ物なのですが~。大変に気に入りました~」と。


 シルフィー君につられるように今度は舞君が、明るい声色で儂へと告げてきたのだよ。


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