第148話 娘や三銃士との楽しいキャンプ? (7)

 だから儂は、「えっ?」と、直ぐに言葉を漏らしそうになる。


 まあ、なるだけならばいいのだが?


 儂自身は何度も、自身の脳裏で告げてきたけれど、只の男性(ひと)……。オジサン仮面○イダーや特撮ヒーローのように変身して活躍などできないから、儂自身の顔色の方が本当に変わってしまう。


 だから再度娘や三銃士達に釘を刺し、人種の上に、只のおじさんである儂を過大評価して当てにするなと申しつけることにする。


 と、言いたいところなのだが……。


 まあ、儂の大事で愛する娘達と他人(ひと)さまの子供を預かっている保護者だから。仮に敵の大軍と鉢合わせ──。


 儂等がどうにも対処ができなくなれば。娘達を逃がす為の盾ぐらいにはなろうと思う。


「……では~。姫様~。王様~。僕達もバーベキューと言う物の堪能しますね…」

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