第105話 日本と異世界の違いに驚愕……。 (2)
すると我が家の御姫さまの様子は急変──。
父親でもあり。この国の王へと昨晩から就任したばかりの儂に対して睨みつけ──。荒々しく迫ってきて怒号を放ってきたのだ。
「はぁああ~。何が、わらわのする愛くるしい行為が、法に触れることですかぁあああ~! お父様~⁉」と。
我が家の御姫さまにも困ったものだよ。父親である儂へとこんな怒号を吐く──。さくらが儂へとおこなった優しい愛情表現が何故方に触れることなのか? と、問いただしてくる。
う~ん、でものぉ~。父親の儂に怒りをあらわにしながらこんな言葉を告げてきても、日本の法では父と娘は結ばれない。ちゃんとした犯罪行為になるので。
儂はさくらにまた父親として諫めの言葉を告げる。
それも冷や汗を自身の背中にかきながら。
「あ、あのなぁ~。さくら~。先程も儂が言った通りで、日本では父と娘は結ばれることはできないのだ。だからさくらもわかってくれ……。そして今後は、さくらと年頃も釣りあうボーイフレンドを探してくれお願いだから……」と。
儂は困り果てた顔をしながら娘のさくらに告げ説明をしたのだよ。
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