第26話 昭和終わり世代の、貧乏人で坊ちゃん育ちの上、趣味多彩だった儂…… (22)

 え、えとね~? 実はこれもまた息子の影響って奴でさぁ~。


 以前から家の息子自身がインターネットの無料投稿サイトと言うやつに、自分自身でオリジナル小説を書いては、投稿していたのをおじさんは傍から見ていてね、『面白そうだなぁ~』と、思いながらいたのだよ。


 だから儂は『よぉ~し!』と、いった感じでさぁ~、自分自身に気合を入れ決意をしたのだ。


 そして儂自身も物語を書き始め、インターネットの無料投稿サイトに投稿をし始めたのだよ。


 まあ、とにかくハーレム仕様と言うやつでね。見て読まれる方達の好き嫌いがハッキリする作品だと思うやつを書いた。


 そして内容の方は最後はね、皆ヒロイン達が主人公とハッピーエンドになって幸せと言った内容の話を書いたのだよ。


 まあ、本当に儂自身も笑えそうなぐらいヘタクソな文章でね。それでも儂は、必死になって書いたのだよ。ほとんど儂自身の自己満足になるだけの内容でしかない話しなのだが。それでも儂は、楽しくて嬉しくて仕方がない。


 まさにこれこそが、儂の新しい夢と希望とになるのではないかと思った。


 そう、あの時、あの頃、儂が前にも告げたとは思うのだが。


 儂の子供の時の夢……。


 漫画家の先生になりたかった幼い頃の夢……。


 まあ、漫画家の先生は無理かも知れないが、『もしかすると? これならどうかも?』と、儂自身が本気で思ったぐらい真剣に書き始めたのだよ。読んでくれる人達が少しでも面白いな、この話は……と、思ってもらえるようにね、色々と工夫をした。


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