第5話 昭和終わり世代の、貧乏人で坊ちゃん育ちの上、趣味多彩だった儂…… (1)

 儂は昔から凝り性なのである。


 だから若い頃から趣味多彩な上に、儂は気に入れば何にでも欲しい物を手に入れてきたのだよ。


 まあ、儂が最初に今で世に言われている『オタク』として目覚め、凝った物は、幼少期からのマンガのお絵描きである。


 特に幼少期の儂は、真剣に漫画家の先生になりたいと思ったことも多々あるほどマンガを、独り言を呟きながら書くのが好きでね。


 そんな幼少期の儂をお袋は褒めてくれたが。儂の親父は、『お前は、気がふれている』と、さんざん罵ってきた記憶がある。


 でッ、儂が次に凝った幼少期の趣味は、皆も一度は経験があるとは思う?


 某アニメの宇宙戦闘艦艇やロボットなどのプラモデルの制作だよ。


 まあ、とにかくこれにはハマったね~。大人……。結婚──。子供ができて、息子が大きく育っても。息子とよく二人でガ○プラやマ○ロスのプラモデルを製作したぐらい。儂は大変に凝ったものだったよ~。


 まあ、この趣味も先程少し述べた通りで、大人になるまで……。

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