第四章

第四章

製鉄所。作業をしている寮生たち。

寮生A「なぎのやつ、あんなに従順で扱いやすい人間だったんだろうか?あのかわいい姉ちゃんがこっちへ来てからは、全然暴れなくなったなあ。」

寮生B「俺たちが見ていたころは、空ばっかり眺めていたんだけどな。それを止めるのは本当に至難の業だったのに。止めようとすれば、ひっかくだろ、噛むだろ。その繰り返しだったよな。」

寮生A「でも今は、あのかわいい姉ちゃんと一緒に、毎日ご飯を作っている。それに、その味はどっかのレストランでも行っているかのようじゃないか。あいつは、一体ここへ来るまではどうやって生活していたんだろうね。」

寮生B「よくわからないよ。でも、おそらくはただ者じゃないぞ。もしかしたら、親が、有名なレストランなんかのシェフだったのかもしれないぞ。」

寮生A「そうかもしれないな。あの包丁さばきといい、味といい、俺たち素人には絶対できない何かを持っている。」

寮生B「あのかわいい姉ちゃんと、結ばれたら最高だろうな。最も、姉ちゃんの親は、あそこまで不自由な男を婿に取るとなったら、激怒すると思うが、、、。」

寮生A「そうだよなあ。娘がかわいそうだとか、幸せになってほしいからとか、絶対いうぜ。でも、なぎには、あの姉ちゃんが、一番だと思うが、、、。」

寮生B「うーん、あいつは、一般的な幸せはできないと思うぞ。俺たちはまだ気持ちがわからないでもないが、一般的に言ったら、あいつは、本当に意味不明な人間だからな。でも、あいつの作る豚汁は、最高だと俺は思う。」

寮生A「お前は本当に食いしん坊だな。」

村下「こら、手を止めないで、さっさとまさご鉄を入れろ!」

寮生A「ああ、すみませんすみません!」

寮生B「すぐに戻ります。」

一方、厨房では、重美がお米をといでいる。その隣で、渚は手早くニンジンとごぼうを切っている。

重美「本当に包丁さばきが見事ね。感心しちゃうわ。」

調理係「私らより、すごいよ。その面から考えると、どっかの三星料亭で働いても、おかしくないじゃないのかな、なぎちゃんは。」

重美「私が勤めていた、すし屋で働くことだってできるんじゃないですか。」

調理係「どうかなあ。料理というところでは天才なのかもしれないけど、他に関しては、難しいからねえ、、、。」

重美「でも、私は、こんなところにいつまでも閉じ込めておくわけにはいかないと思うんですよね。どんな重たい障害があろうと、外へ出してやらないと、かえってかわいそうな気がするんです。障害がある人は、理想郷に閉じ込めておくのが一番いいと、現代の日本ではそうなっていますが、私は、それについてはいかがなものかと思うんです。それに、こないだ、そのように思われていた場所の職員が起こしたジェノサイドだってあったわけですから、そこに頼りっきりというわけにもいかないんじゃないでしょうか。」

調理係「そうねえ。理想論としてはそうだけど、現実はそうはいかないんじゃないのかなあ。」

重美「私が、すし屋で働いていた時、障害のある二人の方が、店を訪れたことがあったんですけどね、一人は、流ちょうに話していたけど、もう一人は、ほとんど話せない方でした。それでも、一生懸命二人で食事していましたよ。私、思いましたけど、誰かが、助けてあげれば、あの二人、もっといろんなところへ行けるんじゃないかな。それに、障害があるからと言って、どこかへ行ってはいけないという取り決めはどこにもないのではないでしょうか。」

調理係「そう。重美ちゃんはやさしいのね。どうしてそんなにやさしいの?」

重美「大したことないですよ。すし屋で働いていた時、板長さんはすごく親切な人だったんですけど、私、すごくいじめられたんです。それ以来、弱い人を助けていきたいなと思うようになって。」

調理係「そうねえ。まあ、外へ出してあげるのもいいかもしれないわね。いずれにしても、青柳先生と、水穂さんにも、相談してからにしなさいよ。」

重美「わかりました。」

調理係は心配そうだが、彼女の決心は変わらなかった。


翌日。重美は、髪を縛り、お出かけ用の着物をきて、渚の部屋へ行き、戸をたたいた。

重美「さあ、なぎちゃんいこうか。」

勿論、返事が出るはずはないから、重美はさっと戸を開けてしまった。

重美「タクシーさんも待っているわよ。」

渚も、この時を待っていたようだ。戸を開けると天井を見つめるのをやめて、重美のほうを向いた。

重美「じゃあ、行きましょうか。」

重美が手を差し出すと、渚も彼女の手をつかんだ。重美は、彼の手を引いて、部屋からだし、二人並んで廊下を歩いていった。

応接室

調理係「いいんですか、青柳先生。まだ外へ出すのは早すぎるような気もしますけど、、、。」

懍「あれほど行かせたいと言い張るのであれば、一度試してみてもいいんじゃないですかね。」

水穂「それに、重美さんだったら大丈夫でしょう。特に、体に不自由なところがあるわけではないし。もし、必要であれば、運転手さんに何とかしてもらうように頼んでありますからね。」

懍「彼女は、容姿に合わず、しっかりした女性だと思いますよ。」

調理係「そうだけど、あたしはやっぱり心配だなあ、、、。」

水穂「まあ、こういう時は成り行きに任せるしかないですからね。」

声「なぎちゃん靴は履けるかな?」

しばらく間。

調理係「大丈夫ですかね、、、。」

懍「しばらく、聞いていたらどうですか?」

調理係「聞いていろって、、、。」

声「外へ出るには靴を履かなきゃ。中庭にいるときの様にはいかないわ。」

調理係「なぎちゃんかみついたりしない?」

水穂「どうですかね。」

声「ほら、靴が履ける。」

懍「大丈夫みたいですね。」

声「よくできた。靴が履けたら外に出られるわ。じゃあ、先生、行ってきます!」

懍「はい、行ってらっしゃいませ。」

調理係「大丈夫かなあ。」

水穂「あんまり心配しすぎると、指、またけがをしますよ。おばさんは、とりこし苦労でけがをしているから。」

調理係「はい、、、。」

懍は、窓のほうへ移動する。

懍「心配しないで大丈夫。二人とも、素直にタクシーに乗っていきましたよ。」

調理係「よかったあ。」

水穂「まあ、おばさんがあんまり気に病む必要はないですよ。世の中、そんなに悪い人ばかりではありませんし、何かあったらすぐに連絡をよこすだろうと思います。」

調理係「そうねえ、、、。」

と、ため息をつく、調理係。


タクシーの中。

窓の外ばかりを眺めている渚。

重美「よっぽど、景色を眺めるのが好きなのね。」

運転手「えーと、本日はどこへお連れするんでしたっけ?」

重美「はい、とりあえず、公園に行っていただけますか?」

運転手「はい、わかりました。」

重美「公園は、混んでいますか?混んでいると、怖がるかもしれないから。」

運転手「大丈夫ですよ。いつもがら空きです。近隣に遊園地があるから、大体の子はそっちへ行っちゃいますからね。今時、公園で遊ぼうという子は、なかなかいませんなあ。」

重美「それならよかった。ちょうど今は寒いから、あんまりお花も咲いていませんでしょうかね。」

運転手「いや、いまどきであれば、寒牡丹がたくさん咲いているんじゃないかなあ。あの公園は、一年中何かしら花が咲いてますからな。」

重美「そうですか。牡丹なんて、素敵じゃないですか。寒牡丹なんて、珍しい品種ですから。」

運転手「確かに、このあたりでは珍しいです。もうすぐ、公園につきますからね。」

数分後、公園の駐車場につく。

運転手「はい、どうぞ。楽しんできてください。」

重美「ありがとうございます。」

と、渚の手を取って、二人揃ってタクシーを降りる。渚は、空を見上げているだけである。それでも重美は、彼の手を引いて、公園の中へ連れていく。

公園の牡丹園。

重美「きれいでしょう、なぎちゃん。ほら、寒牡丹の花がいっぱい。」

何も反応は期待できないが、重美はなおも彼に語り掛ける。

重美「あの花は赤いね。向こうはピンク。ああ、ごめんなさい。私の好きな色ばかり、、、。なぎちゃんは何色が好きなの?」

そんなことをいっても、反応はない。

重美「牡丹より、空のほうがきれいかな。」

反応を示さないのが答えだろう。

重美「空も私好きよ。もちろんここにある牡丹の花だってきれいなんだけど、空は牡丹の作り手でもあるものねえ。」

やはり反応はない。

重美「今日は、綺麗な青空でよかったわね。くもっていたら、空も見られなかったかもしれないわね。青い空に、牡丹の赤。本で読んだけど、青と赤は、前向きに進む色。」

確かに、雲ひとつない青空。

重美「じゃあ、私も一緒に空を見ようかな。」

重美も頭上を見上げる。

重美「牡丹の中で、空を見ているなぎちゃん見てると、絵になりそう。」

と、渚のほうを見るが、彼は空を見つめているだけで、重美のほうはみなかった。

重美「それでもいいわ。」

自分に言い聞かせるように言った。

声「杉ちゃん。」

重美「えっ?」

と、後ろを振り向くと、

杉三「こんにちは!ほら、馬鹿吉、お前も挨拶しろ。」

藤吉郎「はい。」

杉三「違うでしょう。こんにちはだよ。ほら、言ってみろよ。」

藤吉郎「こんにちは。」

杉三「よし、よくできた。」

重美「まあ、ど、どうしてここに、二人とも。」

杉三「いやあ、寒牡丹が、綺麗だと母ちゃんに聞いたのと、馬鹿吉の母ちゃんが、長距離運転でしばらくかえって来られないというので、暇つぶしに来たの。」

重美「こんなところで、お二人にお会いできるとは思わなかったわ。偶然ってあるものね。」

杉三「君こそ、どうしてここへ来たの?」

重美「ええ、まあ、ちょっとわけがあって、、、。」

杉三「ちょっとって、どんなわけ?それと、君の隣で、天井守りをしている男は誰?」

重美「ああ、彼は、製鉄所の利用者さんで、尾崎渚さん。私たちはみんな、なぎちゃんと呼んでいるんだけど。」

杉三「なぎちゃんね。じゃあ、僕もそう呼ばせてもらおうかな。初めまして、僕は影山杉三だ。僕のことは杉ちゃんと言ってくれ。敬称はいらないよ。馬鹿だからね。」

と、言っても何も反応しない。

杉三「まあ、通じても通じなくてもいいや。僕の名前だけ覚えてくれれば。」

重美「杉ちゃん、彼にはそれもできないわ。きっと、私の名前だって、彼は知らないと思うわよ。」

杉三「へえ、記憶障害でもあるの?」

重美「それに近いかしらね。」

杉三「まあ、僕はそんなことは一切きにしないからね。馬鹿は馬鹿同士、仲良くすればいいの。おい、馬鹿吉、お前も自己紹介しろ。」

藤吉郎「どうやって。」

杉三「単に名前を言えばいいの。相手が覚えようが覚えまいがそれは、相手の勝手だから関係ないの。でも、名前だけは明かさなきゃいけないとは思うぞ。」

藤吉郎「木本、、、。」

杉三「下は?」

藤吉郎「藤吉郎。」

やはり反応はない。

杉三「こいつのことは、馬鹿吉とよんでやってくれよ。このあだ名の通り、馬鹿ではあるが、馬鹿なりに努力している、いい男だからな。まあ、口こそうまくないが、なかなかの二枚目でもある。」

藤吉郎「ちがうよ。」

杉三「違うよじゃないよ。こういうことは、一番最初にはっきりさせておいたほうがいいの。できることと、できないことは、一番最初にもってきたほうがいい。」

二人が、こんなことを話していても、渚はだまったままだった。

藤吉郎「杉ちゃん。」

杉三「なんだよ。」

藤吉郎「ご飯。」

杉三「あ、もうそんな時間か。あ、お天道様が、頭上にあるからそうなのか。」

と同時に、正午を告げる鐘が鳴った。

重美「どちらか寄って行かれるんですか。」

杉三「まあ、僕らはコンビニが嫌いだからな、近くのレストランでもよって帰ろうかと思っていたが、いい提案があるよ。四人で僕のうちに来ない?せっかくだから、カレーを食べてってよ。天井守りのなぎちゃんも一緒にね。」

重美「えっ、杉ちゃんのお宅へ?」

杉三「そうだよ。皆でおいしいもん食べようよ。」

重美「でも、遠慮しておくわ。なぎちゃんもいるから。」

杉三「だからこそ、うちへ寄ればいいじゃないか。天井守りを快く思わない人はたくさんいるよ。」

確かに周りを見ると、何人か通行人がいるが、中には渚を変な顔で見ている人もいる。

重美「そうね、、、。」

杉三「だったら、うちへ来なよ。もし、彼が何かしたとしても、うちだったら慣れてるし、壊れたら直せばいいだけのはなしだし。」

重美「そうね、、、。わかったわ。今日は杉ちゃんの家にお邪魔することにする。」

藤吉郎「本当。」

重美「ええ、行きますよ。馬鹿吉さん。じゃあ、私タクシーを杉ちゃんの家に回してくれるように頼むから、二人で先に行って。運転手さんに追いかけてもらうわ。」

杉三「じゃあ、僕らで先導するから、後をついてきてね。行くぞ、馬鹿吉。」

杉三は車いすで、藤吉郎は電動の車いすで、公園を移動していく。

重美「なぎちゃん、今日は杉ちゃんたちについていこう。」

と、渚の手を引いて、二人についていく。渚も従順に、彼女についてくる。


杉三の家。二台のタクシーが、家の前で止まる。

ガチャンと戸を開けて、家に入ってしまう杉三。

重美「この前も言ったけど、すごくきれいな家ね。杉ちゃんのお宅って。」

杉三「ああ、変なお世辞はやめてくれ。どうせ、ろくなものはないんだから。いいものがあったら、いつ盗まれるか、不安でびくびくする生活になる。そんな窮屈な生活は、まっぴらごめんだよ。」

渚も、この家に興味があるらしい。しげしげと観察している。

杉三「なんだ、なぎちゃんは、天井ばかりではなく、僕の家にも興味があるの?」

藤吉郎「そうだね。」

杉三「でも、大したものはないぞ。あってもなくてもいいものはないほうがいい。じゃあ、三人とも、食堂に入って待っていてくれ。僕はカレーを作ってくるよ。」

重美「まあ、うれしいわ。また杉ちゃんのカレーが食べられるなんて。」

杉三「じゃあ、待っていてね。」

藤吉郎「待ってる。」

重美「なぎちゃん、杉ちゃんがカレーを作ってくれるまで待ってようか。」

渚を、食堂に行かせようとするが、渚は杉三の後をついていく。

重美「なぎちゃん、杉ちゃんの邪魔はしちゃだめよ。」

それでもついていこうとする渚。

重美「ほら、カレーを作る邪魔になるでしょ。」

藤吉郎「やめて。」

重美「でも、馬鹿吉さん、杉ちゃんにカレーを作ってもらうんだから、邪魔をしたら悪いでしょう。」

藤吉郎「ちがうよ。」

重美「違うって、、、。」

藤吉郎「ちがうよ。」

重美が、思わず、渚から手を放すと、彼は柳の枝に飛びつく蛙のように、杉三の下へ行ってしまった。

藤吉郎「ちがうよ。」

重美「わかったわ。確かに、なぎちゃんには、興味のあることを邪魔してしまわないほうが、

いいのかもしれないわね。」

藤吉郎「そう。」

重美「そう、、、。確かにそうね。まあ、杉ちゃんなら、偏見なくなぎちゃんに接することもできるだろうしね。」

藤吉郎「いこう。」

と、食堂へ移動する。

重美「わかったわ。」

と、彼の後をついていく。

台所。包丁を取り出して、杉三がニンジンを切ろうとすると、渚が杉三から包丁を奪う。そして、驚異的なスピードで、ニンジンを切り始める。

杉三「お、すごいな、じゃあ、ニンジンを切った後は、ジャガイモと玉ねぎも切ってくれ。」

渚は、そんなことはわかっているとでも言いたげに、ニンジンを切っている。そして、杉三が冷蔵庫から出した、ジャガイモも玉ねぎも牛肉も切っていく。

杉三「カレーの作り方は知っている?」

質問する必要はなかった。杉三が大型の鍋を出すと、彼は、それをもぎ取って火にかけ、油を引き、細かく切ったニンニクと、牛肉を炒め始めた。

杉三「すごい!見事な手さばきだ、、、。」

何も反応はない。ただ、肉が気持ちよさそうにじゅうじゅうとなっている音が聞こえてくるのみ。

杉三「僕が手を出さなくてもよさそうだ、、、。」

それを尻目に、渚は次々と野菜を鍋に放り込んでいき、水を入れていき、それを菜箸でぐるぐるとかき回して煮込んでいく。

杉三「はい、あくとり。」

そっとあくとりを見せると、すぐにそれをとって、丁寧に灰汁をとっている。それがおわると、杉三から渡されたルーを受け取って、手際よく割り淹れる。

杉三「すごい、もうできたのか。」

杉三が、炊飯器の蓋を開けると、渚はすぐにそばにあったしゃもじを奪う。そして、杉三が茶箪笥から取り出した皿に、こんもりとご飯を盛り付けて、その上からたっぷりとカレーをかける。

杉三「へえ、すごい!」

思わず手をたたいて拍手した。渚は、そんなことはこれっぽっちも気にしていないらしく、カレーの入った皿を、食堂までもっていってしまった。


食堂では、心配そうな顔をして重美が待っていたが、しばらくして、拍手が聞こえてきて、渚が、皿に入ったカレーを持ってきた。

重美「なぎちゃんが作ったの?」

無視して、テーブルにカレーをおく渚。

藤吉郎「うまそう。」

そこへ、杉三も戻ってくる。

杉三「いや、今回は、彼に作ってもらった。僕よりもずっと手際もよく、手を加えたところが何もない。道具は貸したけどね。じゃあ、食べようぜ。」

三人は、テーブルについた。

杉三「いただきまあす!」

これを合図に、全員、カレーを口にする。

杉三「うまい、うまいぞう!これは、僕には出せない味のような気がする、、、。」

重美「なぎちゃんは、これまでもいろいろ作ってくれたけど、本当に料理に対しては天才なのね。」

藤吉郎「本当、」

重美「本当に、言葉さえ話せて、意思を伝えられたら、どこかのレストランで働けるかも。」

杉三「まあ、それは無理だね。」

藤吉郎「残念。」

重美「それを言うなら、もったいないのほうがいいのではないのかしら。」

それも無視して、渚はカレーを食べ続けるのであった。

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