中国風の爪……どういう感じなのでしょうか……
フランソワにとってナンディーヌは、そういう同一化願望を抱くような女性だったのでしょうね……
しかしモーリツと二人でなければ会えない……フランソワにはどのように見えていたのか……
作者からの返信
私もざっと調べてみた所、爪を長く伸ばし、染めるようです。庶民は、労働の為に、働かねばなりません。その際、どうしても手を使います。爪が長いと、邪魔になります。ですから、中国において、爪を長く伸ばすことができるのは、非生産階級の証、裕福な貴族の証明であったそうです。
自分の爪をうっとり眺めていた、なんて、ともすると、ナルシストに捉えられかねないのですが、「中国」をキーワードに、強引に、ナンディーヌに結びつけてみました。なにしろナンディーヌは、ライヒシュタット公のお話に出てくる、数少ない、恋人候補ですので。それがあの、モーリツ・エステルハージの紹介というところが、忸怩たるものがあるのですが。
細かく調べられてますね^ ^
作者からの返信
ここは、いくつかのエピソードを合わせ、楽しんで書きました。ディートリヒシュタイン先生の親心? というか、フランソワとモーリツの策略に見事に引っ掛かった時のお顔が目に浮かぶようで。
モーリツ・エステルハージは、私の小説を明るい方向に引っ張って行ってくれています。
返信が遅れ、申し訳ありません。
いつも本当にありがとうございます。