青髭
「お前に城内の鍵を預けよう。どこを開けてもいいが、この金の鍵の部屋だけは決して開けてはならない」
開けない、と妻は約束しました。
さて公が出かけると、妻は次々に部屋を見て回りました。そして残ったのが、「開けてはならない」と言われた金の鍵。
なぜ、ここだけ開けては駄目なのかしら。でも約束ですもの。そう自分に言い聞かせても、日に日に好奇心が
好奇心を抑えきれなくなった妻は、金の鍵の部屋に向かいます。
戸を開けるとそこは、ガランとした何もない部屋でした。
ただ、真正面の壁の貼り紙に、こう書かれていました。
『予想 六日目』
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