三舐め

中盤戦を制するものこそ、勝負を制する。


上目遣いで先っちょを舐めたのち、我々がすべきは、

本丸、俗世間で言う所の、胴体の部分である。


目線は2カメを意識しながら、首を少し傾けて、

下側から舐めていく。

ソフトのひだに対して、その舐めた後のラインが、

直角に交わるようにするのを意識すると共に、


少しばかり唇周りに白い残り香を、刻んでおくのがポイントである。

これは、布石という高等テクニックであるが、芸術点に加算されるため、

覚えておいて損はない。


つまり、口周りにソフトが残っているため、胴体を一舐めした後に、

口元を拭き取る動作に、無理なく、移行できるのだ。


その時に、

「あっ、ついちゃった…」

と、吐息を漏らすかのように、呟く事で、一連の動作を完結する事ができる。


もし、我々の中で、ドジっ子路線で攻めていこうとするものがいるならば、

ここから、口についたソフトを拭った手を、

自由に遊ばせることで、他の部位に付着させ、

「やだっ、いろんなとこに着いちゃう///」と顔を赤らめていけるのだ。


あくまで、個人的感想であるが、

正装は水着、またはそれらに類するものが望ましい。


胴体周りを綺麗に舐めとっていくと、

おそらく円錐のような形に変わっていくのであるまいか。


そこから、終盤戦が始まっていくのである。


つゞけ

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