《キミが隣に座った》




いつも独りの特等席


いつもの様に


紫煙を空に吐く


気がつけば


キミが悲しい瞳で


隣に座った夏の日


あれから


当たり前の様に


隣にはキミがいる


当たり前の様に


手を繋いで隣にいる


キミの笑顔の数だけ


凍った心が溶けていく


いつの間にか


独りの特等席は


ふたりの特等席






(05/January/2013 Word by つばさ)

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る